関係代名詞とは

関係代名詞とは人や物について詳しい説明を加えるときに使う文法表現のことを言います。

 

つまり、人や物という名詞に対して説明を加えるので形容詞的な働きがあるわけです。

 

関係代名詞は関係詞の一種であり、関係詞には関係代名詞と次の講義で説明をする関係副詞があります。

 

関係詞とは

 

関係代名詞は先行詞(後述)とその格によって何になるかが決定されます。

 

【先行詞と格による関係代名詞の早見表】

先行詞/格主格所有格目的格
whowhosewhom
人以外whichwhosewhich
すべて(※)thatなしthat

(※)先行詞が人、人以外のどちらでも問わず

 

上の表が関係代名詞の基本になります。

 

中学の授業のときなどに見た記憶が蘇った人もいるかもしれません。

 

それでは1つずつ詳しく説明をしていきますね。

 

先行詞とは

 

先行詞とは関係代名詞の前に来て、関係代名詞を含む節が修飾する名詞のことを言います。

 

I like Yumi who is very cute.
私はかわいいユミが好きです。

 

先行詞:Yumi
関係代名詞:who
関係代名詞を含む節:who is very cute

 

上の例文は「Yumi」について「かわいい」と説明を加えています。

 

このように名詞に対して説明を加えるのが関係代名詞の役割です。

 

上の例文の関係代名詞は「who」です。

 

この関係代名詞「who」を含む「who is very cute」という節が修飾するものは「Yumi」であり、このように関係代名詞を含む節によって修飾される名詞を先行詞と言います。

 

簡単に言ってしまえば関係代名詞の直前にある名詞のことです。

 

関係代名詞の主格

 

He is Ken who has a nice car.
彼はすばらしい車を持っているケンです。

 

見るポイントは2つです。

 

1つ目は先行詞です。

 

この文章では関係代名詞「who」の直前にある「Ken」が先行詞にあたります。

 

先行詞とは関係代名詞の前にきて関係代名詞を含む節に修飾されるものです。

 

この場合、先行詞は「人」なので上の表の「人」の行を見ます。

 

次に見るポイントは関係代名詞に続く語彙です。

 

この文章では動詞が続いています。

 

動詞が続く場合、関係代名詞は主格になります。

 

動詞の直前は主語が来て「S+V」という形になりますよね、だから主格になるわけです。

 

したがって「who」が関係代名詞になります。

 

関係代名詞の目的格

 

I have a picture which Ken gave.
私はケンからもらった写真を持っています。

 

主格と同じ手順で見ていきます。

 

まず先行詞ですが、「picture」なので「物」つまり「人以外」ですよね。

 

ですので上の表の「人以外」の行を見ます。

 

次に関係代名詞に続く語彙を見ます。

 

今回は「Ken gave」という文章が続いています。

 

しかし、この文章は完成していません。

 

何を「give(gave)」したのかが書かれていないからです。

 

このようにうしろに未完成の文章が続く場合は関係代名詞の目的格が入ります。

 

よって関係代名詞は「which」になります。

 

また、関係代名詞が目的格の場合だけ省略が可能です。

 

I have a picture Ken gave.

 

このように関係代名詞を省略することができます。

 

関係代名詞の所有格

 

Ken is a president whose idea we like.
ケンは私たちが好きなアイデアを持つ社長です。

 

この文章の先行詞は「a president」で「人」です。

 

ですので上の表の「人」の行を見ます。

 

そして、先行詞の所有物「idea」が関係代名詞に続いているので、所有格になります。

 

そのため関係代名詞は「whose」になるわけです。

 

関係代名詞の格の見分け方

 

関係代名詞の格の見分け方を公式的に表すと以下のようになります。

先行詞 ( ) 動詞 →主格

 

先行詞 ( ) 不完全な文 →目的格

 

先行詞 ( ) 先行詞の所有物 →所有格

 

whatを使った例外的な関係代名詞

 

「what S V」という形で「Vするもの、Vすること」という意味を表し、名詞のように使うことができます。

 

つまりは、主語、補語、目的語になることができるというわけです。

 

また、このwhatを使った関係代名詞は先行詞が必要ありません。

 

What I want is not only a promotion but also a raise.
私がほしいものは昇進だけでなく昇給もです。

 

「What I want」で「私がほしいもの」という意味の主語になっています。

 

 

 

話が複雑になりましたがこれが関係代名詞の原理です。

 

まずは表を暗記することです。

 

何度も繰り返し学ぶうちに感覚的にどの関係代名詞を使うべきかが分かるようになります。

 

また、先行詞が人の場合の目的格は「whom」と記しましたが、「who」が使われることもあります。

 

もちろんどちらも正解ですし、どちらでも通じます。

 

 

 

次の講義はコチラ:関係副詞とは

 

英文法講義トップページへ戻る


サイト情報

英語教材ランキング