助動詞とは

チェックポイント まずはこれだけ覚える!

 

 

助動詞は動詞の前に置く!
文章に話し手の意見を付け加える働きがある!

 

助動詞は動詞の前について文章に意味を付け加える働きがあります。

 

助動詞には厳密には3つの種類があります。

 

1、疑問文や否定文で使われる「do」

 

I don't speak English.
私は英語を話しません。

 

※don't=do not

 

上の文章の「do」は助動詞で否定文を作るために用いられています。

 

Do you like sushi?
あなたはすしが好きですか?

 

この文章では助動詞の「do」が疑問文を作る役割をしています。

 

2、完了形で使われる「have」

 

I have ever been to Japan.
日本に行ったことがあります。

 

上の文章の「have」は助動詞で現在完了形を作るために用いられています。

 

3、文章の意味を補う、話し手の心理を表すもの

 

多くの人が助動詞と言われるとイメージするのがこのタイプのものです。

 

以下に、代表的なものを意味と一緒に挙げます。

 

can
できる、ありうる

 

should
すべきだ、するはずだ

 

may
かもしれない、してもよい

 

must
ちがいない、しなければならない

 

will
するだろう、するつもりだ

 

ought
shouldとほぼ同じ

 

などがあります。

 

これらの助動詞は文章に話し手の心理や考えを加える働きをしています。

 

もう少しこの点について詳しく説明をしていきます。

 

以下の例文を見て下さい。

 

He can play tennis.
彼はテニスをすることができます。

 

この文章の助動詞は「can」で「〜できる」という可能の意味を付加しています。

 

注目すべきは、「今、彼がテニスをしている」わけではないということです。

 

「彼はテニスができるのだ」という話し手の考え、見解などを反映した文章になっていて、彼が今テニスをしているかどうかは関係がありません。

 

もっと言うならば、「彼はテニスができる」というのは話し手の判断であり、見る人によっては「彼はテニスができない」と思う可能性も十分にあるということです。

 

つまりは事実は関係なく、話し手の考えや見解のみを表した文章というわけです。

 

それでは以下の助動詞を含まない文章の場合はどうでしょう。

 

He plays tennis.
彼はテニスをします。

 

「彼はテニスをします」という事実を物語っています。

 

彼が本当にテニスをしているのであれば、誰が見てもテニスをしているという事実は変わりません。

 

これが話し手の心理や考えを付け加える助動詞を用いた文章との違いです。

 

もう一度、上に挙げた2つの例文を見てみます。

 

He can play tennis.

 

He plays tennis.

 

動詞「play」の形に注目をしてください。

 

助動詞「can」を含む文章では、それに続く動詞の「play」が原型になっています。

 

それに対して下の助動詞を含まない文章では動詞に三単現のSが付加されています。

 

このように、助動詞の後の動詞は原型になるというルールがあるため「He can play tennis.」となっているわけです。

 

このルールは重要なので忘れずに覚えておきましょう。

 

ここからは中級者以上の人に向けた知識になります。

 

助動詞には現在形と過去形しかありません。

 

言い換えるのであれば、助動詞には未来形と進行形がないということです。

 

「私はあなたを助けることができるでしょう」

 

例えば上の例を英語にしてみるとします。

 

この文章では「でしょう」という未来の意味と「できる」という可能の意味が含まれています。

 

助動詞には未来形がないので、可能の意味を表す「can」を未来形にして使うことはできません。

 

そこで未来を表す助動詞の「will」とあわせて使うことにします。

 

しかし、単純に以下のようしてしまうと間違いになります。

 

【×】
I will can help you.

 

正確に記述をするのならば、

 

【◯】
I will be able to help you.

 

となります。

 

助動詞には未来形がないとお伝えしましたが、この文章からもう1つ分かることがあります。

 

それは助動詞を重ねて使うことができないということです。

 

そのため助動詞「can」と同じ意味を持つ、言い換えにあたる「be able to」という形を取っています。

 

助動詞「will」の後のため動詞は原形になるので「be」となっています。

 

また、以下のような場合も助動詞を用いることはできません。

 

【×】
I want to can help you.

 

不定詞の直後に助動詞を使うことはでないため、この場合も「be able to」を使わなければなりません。

 

【◯】
I want to be able to help you.

 

細かいことですが、これもルールです。

 

こちらも不定詞の直後なので動詞は原形になります。

 

 

 

助動詞は文章の意味を広げる働きがあります。

 

英会話上達には代表的なものをマスターすることが必須となります。

 

なお、それぞれの助動詞の細かいニュアンスについては「can」から順番にコチラで解説をしているのでぜひご覧ください。

 

 

 

次の講義はコチラ:接続詞とは

 

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