theの付く比較級、theの付かない最上級

今まで何回かに分けて学習をしてきた比較級と最上級もいよいよ今回で最後になります。

 

最後はtheの付く比較級、theの付かない最上級という例外パターンを学習していきます。

 

今まで比較級には「the」を付けない、最上級には「the」が必要という説明をしてきたのでこれとはまったく逆の内容となりますので注意をしてください。

 

theの付く比較級

 

He is the younger of the two.
彼は二人の中で若い方です。

 

日本語訳を見てもらうと分かるのですが、比較級に「the」が付いています。

 

そして、今までの「〜より〜だ」という訳ではありません。

 

まさに形も訳も例外なわけです。

 

今までの比較級は「形容詞のer形+than」という形だったのに対して、この場合は「the+形容詞のer形+of」という形になっています。

 

そして、「二人の中で〜の方」という意味になります。

 

このように「二人の中で」という場合に限り、「the」の付く例外的な比較級にすることができます。

 

それではなぜ「the」が付くのでしょうか。

 

「the」は冠詞で、もともとは「その〜」という意味です。

 

つまり、何かを特定する場合に用いる冠詞なわけです。

 

上の例文の日本語訳を見ていただくと分かるのですが、「二人の中で〜な方」ということでどちらか特定ができるので「the」を使っているのだと私は個人的に解釈をしています。

 

※参考記事
aとtheの違い

 

theの付かない最上級

 

He is happiest when he is sleeping.
彼は寝ているときが一番幸せです。

 

これは「the」の付かない最上級です。

 

通常の最上級であれば「the」が必要なのですが、上の例文のように同一人物(物でも可)の中で最上級の表現をするときは「the」を用いません。

 

つまりは、自分自身の中での比較ということです。

 

人以外の場合、つまりは物の場合もtheの付かない最上級を取ります。

 

This mountain is highest here.
この山はここが一番高いです。

 

上の例文は、同じ山の中でもっとも高い場所を示しているわけです。

 

たくさんある山の中で、この山がもっとも高いと言っているわけではありません。

 

このように同一の人と物についての状態を表すときにtheの付かない最上級を使うことになります。

 

 

 

この2つの例外は意外にも日常英会話で使う機会がよくあります。

 

特に後述したtheの付かない最上級は自己開示のときに使える表現なので覚えておく価値があります。

 

 

 

次の講義はコチラ:英語の語順について

 

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