分詞とは

分詞には現在分詞と過去分詞の2種類があります。

 

文法の参考書を見ると、現在分詞はVing、過去分詞はVppと記されています。

 

私のこの文法講義でも同様の表記をしていきます。

 

まずですが、現在分詞と過去分詞の意味から見ていくことにします。

 

現在分詞は、「Vする、Vしている」という意味です。

 

過去分詞は、「Vされた、Vされている」という意味です。

 

それぞれを例文の中で具体的に確認していきましょう。

 

現在分詞

 

現在分詞は「Ving」という形で表されます。

 

That dancing boy is Ken.
あの踊っている少年はケンです。

 

現在分詞「dancing」が名詞「Ken」を修飾しています。

 

そして「踊っている」という意味になります。

 

名詞を修飾するのは形容詞でしたよね。

 

このように、分詞は現在分詞と過去分詞ともに形容詞の働きをします。

 

もう1つ似たもので違うタイプの現在分詞の例文を見てみましょう。

 

That boy dancing on the stage is Ken.
ステージの上で踊っている少年はケンです。

 

さっきの例文では現在分詞の「dancing」が名詞「Ken」の前にありました。

 

ですが、今回は現在分詞が名詞のうしろにあります。

 

このように、複数の単語(この場合はdancing on the stage)で現在分詞を作る場合は現在分詞を名詞のうしろに置きます。

 

過去分詞

 

過去分詞は「Vpp」という形で表されます。

 

There is a decorated picture.
装飾された絵があります。

 

ここでは「decorated」が過去分詞で1語なので名詞の前にきて「〜された」という形容詞的な意味を持ちます。

 

There is a picture decorated with many diamonds.
たくさんのダイアモンドで装飾された絵があります。

 

これも先述した現在分詞と同じで複数の単語で過去分詞を作る場合は名詞のうしろにきます。

 

動名詞と現在分詞の違いとは

 

動名詞も現在分詞と同じく「Ving」という形で表されます。

 

そのためここで動名詞と現在分詞の違いをハッキリさせておきたいと思います。

 

動名詞は「Vすること」という意味になり、名詞的に扱われます。

 

I like watching movies.
私は映画を見ることが好きです。

 

このように動名詞は「Vすること」という名詞になり、名詞なので動詞「like」の目的語として扱われています。

 

続いて現在分詞です。

 

現在分詞は動名詞とは違い「Vする、Vしている」という意味になり、形容詞的に扱われます。

 

形容詞は名詞を修飾するというはたらきがあるように現在分詞は名詞を修飾します。

 

That boy watching a movie is Tom.
映画を見ているあの少年はトムです。

 

名詞「That boy」を現在分詞「watching (a movie)」が修飾しています。

 

これが動名詞と現在分詞の違いです。

 

 

 

現在分詞と過去分詞で意味が違うこと、単語の数によって文章の中で配置される場所が違うこと、この2つが押さえておかなければならないポイントです。

 

 

 

次の講義はコチラ:分詞を使った慣用表現

 

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