動名詞とは

動名詞とは、動詞に「ing」を付け加えることで「Ving」という形にし、それによって動詞を「Vすること」という意味の名詞に変化させたものを言います。

 

【動詞】look 見る

 

【動名詞】looking 見ること

 

上記のように「ing」を動詞の末につけることで「〜すること」という名詞の意味になります。

 

動名詞は名詞なので、文章の主語や目的語、補語になることができます。

 

以下、それらの用法について説明をしていきます。

 

動名詞を主語にする場合

 

Playing soccer is very fun.
サッカーをすることはとても楽しいです。

 

この文章での動名詞は「Playing」で目的語に「soccer」を取っています。

 

そして、「Playing soccer」が文章の主語になっています。

 

このように動名詞は文章の主語になることができます。

 

動名詞を補語にする場合

 

補語とは主語の内容を説明する言葉を言います。

 

My favorite pastime is singing a song.
私の趣味は歌を歌うことです。

 

この文章では動名詞「singing( a song)」が主語「My favorite pastime」を説明するはたらきをしています。

 

つまりは「singing( a song)=My favorite pastime」ということであり、これが補語のはたらきです。

 

このように動名詞は補語になることもできます。

 

動名詞を目的語にする場合

 

I enjoyed playing soccer.
サッカーをすることを楽しみました。

 

この文章では動名詞「playing (soccer)」が動詞「enjoyed」の目的語になっています。

 

このように動詞の目的語として動名詞を使うことも可能です。

 

動名詞を前置詞の目的語にする場合

 

I am good at making friends.
私は友達を作ることが得意です。

 

上の文章に「be good at」という表現がありますが、この「at」は前置詞です。

 

そして、「making (friends)」が前置詞「at」の目的語になっています。

 

このパターンは多くはありませんが、前置詞の目的語として動名詞を使うこともできます。

 

以上の4つのパターンが動名詞の基本的な使い方になります。

 

文章の主語と意味上の主語が異なる場合

 

Do you mind my smoking here?
ここで私はタバコを吸ってもいいですか?

 

上の文章を直訳してみると、

 

あなたはここで私がタバコを吸うことを気にしますか?

 

という意味で、文章の主語は「you(あなた)」であるのに対して、動名詞「smoking」の主語は「my(私)」になっています。

 

このように文章の主語と意味上の主語が異なる場合は動名詞の前に所有格でその動名詞の主語を指定します。

 

それゆえに上の例文では「my smoking」となっているわけです。

 

この「所有格 Ving」はとても便利な表現で「所有格のVすること」という意味をなします。

 

つまり「my smoking」は「私がタバコを吸うこと」という意味になります。

 

動名詞の受動態

 

動名詞は受動態にすることもできます。

 

I like being praised by everyone.
私はみんなから称賛されることが好きです。

 

上の文章では、動名詞の「動詞+ing」と受動態の「be+Vpp」がくっついています。

 

そして動名詞の受動態になっています。

 

「賞賛すること」は「praising」です。

 

「賞賛されること」という受動態の意味を持った動名詞のため、「being praised」という形になるわけです。

 

このように動名詞の受動態は「being+Vpp」という形を取り「Vされること」という意味になります。

 

動名詞の完了形

 

I regret having bought this shoes.
私はこの靴を買ったことを後悔します。

 

この文章は完了形の「have+Vpp」と動名詞の「動詞+ing」がくっついて動名詞の完了形になっています。

 

このように動名詞の完了形は「having+Vpp」の形を取ります。

 

「買うこと」は「buying」です。

 

「買ったこと」という過去の時制を動名詞で表すために「having bought」という形になります。

 

このように過去の時制を動名詞で表すときに動名詞の完了形を用い「Vしたこと」という意味になります。

 

上の例文で言えば、後悔しているのは今で、靴を買ったのはそれよりも前、つまりは過去のことの意味になります。

 

動名詞の否定

 

動名詞の内容を否定したい場合は動名詞の直前に否定語句の「not」を置きます。

 

Not taking a break causes us lack of concentration.
休憩をとらないことは私たちに集中力の欠如を引き起こします。

 

「not Ving」で「Vしないこと」という意味になります。

 

否定語句は直後のものを否定するという原理どおりの使い方、訳になります。

 

 

 

以上、長々と説明をしてきましたが、動名詞の受動態、完了形、否定形もすべては合体させただけであり、分解して考えれば理解は簡単です。

 

動詞を知っていればその動詞に「ing」を付け加えるだけで名詞にすることができる動名詞はとても便利です。

 

引き続き、動名詞をより深く理解してもらうために講義を続けていきます。

 

 

 

次の講義はコチラ:動名詞しか目的語に取れない動詞

 

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