最上級とは

最上級とは3つ以上の中で1番という状態を表現するものです。

 

前回解説をした比較級は2つの中でどちらが大きいか、小さいかなどの甲乙をつける表現でした。

 

まずはこの違いを理解しておいてください。

 

それでは今回も例文で最上級というものを見ていきましょう。

 

He is the tallest in our company.
彼は私たちの会社の中で一番背が高いです。

 

この文章では形容詞「tall」の最上級「the tallest」が主語「he」の補語の役割をしています。

 

補語とは主語の内容を説明する言葉のことです。

 

このタイプの最上級を公式的に表すと以下のようになります。

形容詞の最上級が補語になる場合

 

the+「形容詞+est」+in(of) A
【意味】Aの中でもっとも「形容詞」

 

続いて違うタイプの形容詞の最上級について説明をしていきます。

 

I want to climb the highest mountain in this country.
私はこの国の中でもっとも高い山に登りたいです。

 

この文章では形容詞「high」の最上級「the highest」が名詞「mountain」を修飾しています。

 

このように名詞を修飾するタイプの形容詞の最上級を公式的に表すと以下のようになります。

形容詞の最上級が名詞を修飾する場合

 

the+「形容詞+est」+N+in(of) A
【意味】Aの中でもっとも「形容詞」なN

 

※N=名詞

 

最上級が補語になるか名詞を修飾するかという役割で分類をしただけであり、基本的には形容詞の前に「the」を置いて、形容詞に「est」を付けると理解してください。

 

ここまでは形容詞の最上級についての説明になります。

 

続いて副詞の最上級について説明をしていきます。

 

He runs the fastest in our class.
彼は私たちのクラスで一番速く走ります。

 

この文章では副詞「fast」の最上級「fastest」が動詞「run」を修飾しています。

 

このような副詞を使った最上級を公式的に表すと以下のようになります。

副詞の最上級

 

V+the+「副詞+est」+in(of) A
【意味】Aの中でもっとも「副詞」でVする

 

※V=動詞

 

※副詞の最上級の場合は「the」が省略されることもあり

 

「形容詞+est」「副詞+est」の部分は形容詞と副詞によってどのような形にするかが変わってきます。

 

これについては最上級の作り方を参考にしてください。

 

続いて「in」と「of」の違いについて説明をしていきます。

 

これはルールなのでこの通りに覚えてしまいましょう。

 

「in」の後には単数形の名詞がきます。

 

逆に言えば単数形の名詞を使う場合は「in」にするということです。

 

上の例文では「in our company」となっているのでちゃんとこのルールを満たしていますよね。

 

つまり単数形であるクラスや会社などの組織が「in」の後には来るということです。

 

そして、その会社や組織の中に人や物が複数あるイメージです。

 

「of」の後には複数形の名詞がきます。

 

複数形の名詞を使う場合は「of」にします。

 

例文で確認をしましょう。

 

He is the tallest of three boys.
彼は3人の少年の中でもっとも背が高い。

 

このようになります。

 

「of」の後には複数形の名詞「boys」が続いていますね。

 

また、最上級には必ずしも「of〜」や「in〜」が必要なわけではありません。

 

He is the tallest.
彼はもっとも背が高い。

 

This is the best way.
これは最高の方法です。

 

このように比較の対象なく最上級を使うこともできます。

 

 

 

ほぼ不要な知識ですが、冠詞「the」は名詞の前に来るというルールを以前説明しました。

 

しかし、この最上級では例外的に形容詞と副詞の前に冠詞「the」が来ています。

 

最上級の場合は冠詞「the」の扱いが例外的になるということだけ最後にお伝えしておきます。

 

 

 

次の講義はコチラ:比較級と最上級の作り方

 

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