分詞構文の慣用表現のまとめ

チェックポイント まずはこれだけ覚える!

 

 

分詞構文の慣用表現(イディオム)は、そのまま丸暗記することが攻略法!!

 

これまで分詞構文について学習をしてきました。

 

分詞構文の講義はコチラ

 

今回の講義では、分詞構文を使った慣用表現について説明をしていきます。

 

※慣用表現とは・・・習慣として長い間広く使われてきた、ひとまとまりの言葉・文句や言い回しのこと

 

分詞構文の慣用表現において、よく使うものは決まっているので、今回の講義で紹介するものを暗記するようにしましょう。

 

~目次~

 

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judging from~

 

【意味】~から判断すると

 

Judging from the weather, it will rain tonight.
天気から判断すると、今夜雨が降るでしょう。

 

 

considering~

 

【意味】~を考慮すると

 

Considering her age, she looks young.
年齢を考慮すると、彼女は若く見える。

 

 

speaking of~

 

【意味】~と言えば

 

Speaking of Tom, he always study English.
トムと言えば、いつも英語を勉強している。

 

「speaking of~」は「talking of~」に言い換えることができます。

 

 

generally speaking

 

【意味】一般的に言えば

 

Generally speaking, men is more powerful than women.
一般的に言えば、男性は女性より力強い。

 

 

strictly speaking

 

【意味】厳密に言えば

 

Strictly speaking, this story is not true.
厳密に言えば、この物語は本当ではない。

 

 

frackly speaking

 

【意味】率直に言えば

 

Frackly speaking, I dont' agree with this idea.
率直に言えば、私はこの考えに賛成していません。

 

 

providing(provided) S V

 

【意味】もしSがVするのならば

 

Providing you visit Osaka, I'd like to go with you.
もしあなたが大阪に行くならば、私も一緒に行きたい。

 

 

weather permitting

 

【意味】天気が良ければ

 

Weather permitting, I will start tomorrow.
天気が良ければ、明日始めるつもりです。

 

 

seeing (that) S V

 

【意味】SがVするのだから

 

Seeing that it is noon, let's have lunch here.
正午だから、ここでランチをとりましょう。

 

これらが代表的な分詞構文の慣用表現です。

 

 

分詞構文の慣用表現の特徴

 

分詞構文は、前の文章とうしろの文章の主語が同じであることがルールです。

 

しかし、分詞構文の慣用表現では、このルールが適用されるわけではありません。

 

なぜならば、もともとは主語が「I、you、we、they」など誰と具体的に特定されないものとして慣用表現になったからです。

 

以下の例文を見てみましょう。

 

Judging from the weather, it will rain tonight.

 

例えばこの例文、「Judging from」の主語は何となく「I」であることは推測できますが、「I」であると特定はできません。

 

むしろ誰が「Judging from the weather」しても「it will rain tonight」になると感じることだと思います。

 

このように主語に特定性がないものが分詞構文の慣用表現の特徴です。

 

そのため前の文章とうしろの文章の主語の一致は考える必要はありません。

 

この説明は一応しておきましたが、あまり気にせず上に挙げたものを暗記してもらえれば分詞構文の慣用表現は十分です。

 

 

 

分詞構文の慣用表現はどちらかというと口語的な印象が自分はあります。

 

あなたが使えそうだと感じるものを覚えて英会話の中で使ってみてください。

 

実際に使うことで記憶にも定着していきますし、何度も口にしていれば自然と覚えてしまうものです。

 

 

 

次の講義はコチラ:関係代名詞とは

 

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