I wishの使い方とI hopeとの違い

仮定法の慣用表現に「I wish」を使ったものがあります。

 

ここでは「I wish」を用いた仮定法について「I hope」との違いについても触れながら掘り下げていきたいです。

 

I wish I were rich.
もしお金持ちだったらな。

 

上の一文は「I wish」を用いた仮定法の定番とも言える文章です。

 

この「I wish」と似た表現で「I hope」があります。

 

「I hope」と「I wish」の違いは、「I hope」は仮定法ではなく、実現の可能性があることを表現する場合、「I wish」は実現の可能性がないことを表現する場合に使うという決まりがあります。

 

つまり上の「I wish」を使った文章では「お金持ちになることがない」というニュアンスが含まれているわけです。

 

そして、上の文章を「I hope」にすると意味が異なってきます。

 

I hope I am rich.
お金持ちになりたいな。

 

自分にはお金持ちになれる可能性があり、お金持ちになりたいと考えている、このようなニュアンスになります。

 

「I hope」と「I wish」は違い、「I hope」は仮定法ではないので「I were」という形にはなりません。

 

このように同じ願望を表す動詞でも、まったく意味が異なってしまうので、しっかりと使い分けをする必要があります。

 

ちなみに仮定法の「I wish」の場合、主節の時制と同じことを言う場合は過去形、主節の時制より前のことを言う場合は過去完了形を使います。

 

※主節とは上の文章の「I wish」のことです。

 

それゆえに「I were」という過去形になっています。

 

注意していただきたいことは、仮に動詞が「I」や「he」のような単数であっても「wish」を使う場合はbe動詞を「were」にするという決まりがあることです。

 

続いて、過去完了形を使う場合の例を出してみます。

 

I wish I had graduated from that university.
あの大学を卒業していたらよかったのにな。

 

このように過去のことを言う場合は、「I wish」に続けて過去完了形を用います。

 

変えられない過去なので実現する可能性はありません。

 

ですので、実現する可能性のある「hope」ではなく「wish」を用いるわけです。

 

ちなみに、「I wished」という形にした場合の意味は以下のようになります。

 

I wished I were rich.
もしお金持ちだったらな、と思った。

 

このように文章自体が過去の意味になります。

 

 

 

「wish」と「hope」の使いわけはしっかりと理解しておきましょう。

 

特に英会話の中で、人に対して願いを捧げるときは「hope」となります。

 

実現の可能性がないことを言う「wish」を間違って使ってしまっては失礼になるので注意が必要です。

 

I hope you will speak English!
あなたが英語が話せるようになりますように!

 

この場合「you will speak」でも「you speak」でもどちらでもOKです。

 

このように「hope」に続く動詞は未来形と過去形どちらでもOKです。

 

 

 

次の講義はコチラ:as ifの使い方

 

英文法講義トップページへ戻る


サイト情報

英語教材ランキング