第1文型SVとは

チェックポイント まずはこれだけ覚える!

 

 

第1文型は「SV」!
単なる動作を表す!

 

英語には基本の5文型というものがありますが、まずはその第1文型にあたる「SV」から解説していきます。

 

〜目次〜

 

第1文型とは

 

第1文型とは、以下のように、主語を表す「S」と述語(動詞)を表す「V」のみで成立する文章のことを言います。

 

He laughed.
彼は笑いました。

 

目的語「O」や補語「C」を必要とせず(伴わず)、ただ「彼は笑いました」という意味の薄い味気ない文章になっています。

 

このように、単なる動作を表したのが第1文型です。

 

ちなみに主語「S」は「subject」、述語「V」は「verb」の略で、ともにその頭文字を取っています。

 

 

第1文型の注意点「自動詞」

 

第1文型は「SV」というもっとも簡単な作りをした文型ですが、注意する点が1つだけあります。

 

上で説明したとおり、第1文型は「SV」のみで文章が成立していて、目的語となる「O」や補語となる「C」を取らないということです。

 

もう一度、上で挙げた例文に戻ります。

 

He laughed.

 

このように、動詞で文章が終わっていて、その直後に目的語や補語がありません。

 

注目すべきは「目的語を取らない」ということです。

 

動詞には、自動詞他動詞があります。

 

これらの違いは、直後に目的語を必要としなくても文章が成立するのが自動詞、直後に目的語を取らないと文章が成立しないのが他動詞です。

 

つまり、第1文型の動詞は、直後に目的語を必要としない自動詞でなければならないということです。

 

動詞と目的語がセットで使われる他動詞は「SVO」であり、第1文型ではなく、第3文型となります。

 

このように、第1文型は、目的語を必要としない自動詞を用います。

 

 

第1文型に見えない第1文型

 

第1文型は、「SV」のみで成立する、単なる動作を表した文章だと説明しました。

 

それでは、以下のように「SV」以降にも単語が続く文章は第1文型ではないのでしょうか。

 

He runs fast.
彼は速く走ります。

 

自動詞「run」の後に単語が続いているため、第1文型には見えませんが、実はこれも第1文型です。

 

この例文の「fast」は「M(副詞)」です。

 

文型に定義に話を戻しますが、「SV」は第1文型、「SV」に続いて補語「C」がくるのが第2文型、「SV」に続いて目的語「O」がくるのが第3文型でした。

 

すなわち、副詞「M」は補語「C」でも目的語「O」でもないため、この形の文章も第1文型と定義されるわけです。

 

実際のところ、ただ「SV」の形で第1文型が使われることはほとんどなく、多くの場合は副詞や副詞句(複数の語句で副詞の意味をなす)を伴って第1文型は使われます。

 

 

動詞が前置詞を伴った第1文型

 

He laughed at me.
彼は私を笑いました。

 

この例文も第1文型です。

 

自動詞「laugh」に対して前置詞「at」が続き、その「at」の対象である「me」がきています。

 

第1文型では自動詞「V」の直後に目的語を取ることはできませんが、前置詞を用いることによって自動詞の動作の対象を指定することができます。

 

以下、頻出の表現ですが、これらも「自動詞+前置詞」の形をした第1文型です。

 

He looked at me.
彼は私を見ました。

 

I listen to music.
私は音楽を聞きます。

 

I will go to school tomorrow.
私は学校に行きます。

 

 

be動詞を用いた第1文型

 

be動詞を用いた第1文型もあるので、これについても説明しておきます。

 

My mother is in the bedroom.
私の母は寝室にします。

 

この文章は、「in the bedroom」という副詞句によって、母の居場所を表したものです。

 

これも第1文型であり、be動詞を用いた第1文型でよく使うパターンです。

 

ちなみに、第2文型との違いに言及すれば、第2文型ではbe動詞に続いて形容詞の「happy」や名詞の「a teacher」などがきます。

 

以下は単純なパターンですが、現在進行形のため、be動詞を用いた第1文型です。

 

The sun is shining.
太陽が輝いています。

 

こちらが例外的なパターンになります。

 

God is.
神は存在する。

 

「S+be動詞」で第1文型の形をしていますが、この形を取るのは「God is.」のみです。

 

つまりは、慣用表現ということです。

 

 

第1文型で用いる動詞とその意味

 

最後に、第1文型で用いられる動詞をタイプごとに網羅的に紹介しておきます。

 

いろいろな単語がありますが、これらの意味を分類すると、「いる」「動く」というニュアンスをしています。

 

これを意識して、それぞれの単語とその意味を確認してみてください。

 

■存在を表す系

動詞意味
beある
exist存在している
live暮らしている
stay滞在している
reside居住している

 

これらの単語は「いる」というニュアンスをしています。

 

■移動を表す系

動詞意味
go行く
come来る
walk歩く
run走る
depart出発する
arrive到着する

 

これらの単語は「動く」というニュアンスをしています。

 

■変化を表す系

動詞意味
start始まる
begin始まる
finish終わる
end終わる
grow成長する
decline衰退する
increase増える
decrease減る
continue続く
last持ちこたえる

 

これらの単語も「動く」というニュアンスをしています。

 

このように、第1文型で用いられる動詞は、「いる」「動く」というニュアンスをしたものになります。

 

 

 

次の講義はコチラ:第2文型SVCとは

 

英文法講義トップページへ戻る


サイト情報

英語教材ランキング