不定詞の形容詞的用法とは

不定詞の形容詞的用法についての解説をしていく前に、まずは形容詞というものを思い出してみます。

 

形容詞とは名詞を修飾する働きがあります。

 

a new plan
新しい計画

 

「new」が形容詞で名詞「plan」を修飾しています。

 

このように名詞を修飾するのが形容詞です。

 

この考え方を元に不定詞の形容詞的用法について説明をしていきます。

 

不定詞の形容詞的用法では、不定詞「to+V」の形で形容詞の意味を作り、それが名詞を修飾します。

 

上に挙げた形容詞の例「a new plan」も、形容詞「new」が名詞「plan」を修飾していますが、形容詞「new」は名詞の直前に配置されています。

 

これとは逆に、不定詞の形容詞的用法では、不定詞「to+V」は必ず名詞の直後に配置されその名詞を修飾することになります。

 

必ず名詞の直後に配置される、まずはこのルールを覚えておきましょう。

 

不定詞の形容詞的用法には大きく分けて4つのパターンがあります。

 

修飾される名詞が不定詞の主語になるもの

 

Please bring someone to fix my computer.
私のコンピュータを修理する人を誰かお願いします。

 

この例文では、動詞「fix」の目的語である「my computer」までのカタマリ「to fix my computer」を不定詞と考えます。

 

そして、不定詞「to fix my computer」が名詞「someone」を修飾しています。

 

つまりは不定詞が名詞を修飾しているため形容詞的用法というわけです。

 

そして、名詞「someone」が「fix」の主語の役割をしています。

 

「someone」が「fix」するわけです。

 

これが修飾される名詞が不定詞の主語になるパターンの不定詞の形容詞的用法です。

 

修飾される名詞が不定詞の目的語になるもの

 

Do you have something to eat?
何か食べものを持っていますか?

 

この場合、不定詞は「to eat」で、この部分が名詞「something」を修飾しています。

 

先ほどのパターンと同じく不定詞が名詞を修飾しているため形容詞的用法というわけです。

 

しかし、役割は少し異なります。

 

この例文では、名詞「something」は不定詞「to eat」の目的語になっています。

 

つまりは「eat something」というわけです。

 

これが修飾される名詞が不定詞の目的語になるパターンの不定詞の形容詞的用法です。

 

修飾される名詞が前置詞の目的語になるもの

 

これがもっと難しいパターンです。

 

I need a bigger apartment to live in.
私は住むためのもっと大きなアパートが必要です。

 

この文章では不定詞「to live in」は名詞「a bigger apartment」を修飾しています。

 

それゆえに不定詞の形容詞的用法です。

 

そして、名詞「a bigger apartment」は不定詞「to live in」に含まれる前置詞「in」の目的語の役割をしています。

 

本来の形は「live in a bigger apartment」というわけです。

 

このように修飾される名詞が不定詞に含まれる前置詞の目的語になるパターンの不定詞の形容詞的用法もあります。

 

不定詞が直前の名詞の内容を説明するもの

 

I made a decision to quit my company.
私は会社を辞めるという決断をしました。

 

不定詞「to quit my company」が直前の名詞「a decision」の内容を説明しています。

 

意味としては「会社を辞めるという決断」となり、このように「VというN」と訳します。

 

※Vは不定詞「to V」のV、Nは不定詞の直前の名詞

 

この形の不定詞の形容詞的用法がもっともレアなパターンです。

 

 

 

不定詞が名詞を修飾する働きがあるものを不定詞の形容詞的用法と言います。

 

「修飾」という言葉をより分かりやすく言うならば、意味を補うということです。

 

不定詞の形容詞的用法を使うと名詞をさらに詳しく説明することができるようになり、表現に奥行きが出るようになります。

 

 

 

次の講義はコチラ:不定詞の副詞的用法とは

 

英文法講義トップページへ戻る


サイト情報

英語教材ランキング