進行形、完了形、助動詞を含む受動態

ここではちょっと特殊な受動態として、進行形、完了形、助動詞を含む受動態について説明をしていきます。

 

進行形の受動態

 

進行形も受動態にすることができます。

 

進行形は「be動詞+Ving」という形で表します。

 

受動態は「be動詞+Vpp」という形で表します。

 

単純にこれら2つを合わせた形となります。

 

This problem is being discussed by the government.
この問題は政府によって討論されている。

 

上記の例文の日本語訳を見ての通り、進行形の「〜している」という意味と受動態の「〜される」の意味の両方が含まれています。

【進行形の受動態】
be動詞+being+Vpp
Vされている

 

完了形の受動態

 

完了形の文章も受動態にすることができます。

 

これもとても単純な構造で、完了形と受動態をくっつけるだけで作ることができます。

 

完了形とは「have+Vpp」の形で、完了・継続・経験の3つの意味を持ちます。

 

受動態は「be動詞+Vpp」の形で「〜される」という意味です。

 

The suggestion has been turned down by our manager.
その提案は課長によって退けられてしまった。

 

完了形(上の文章では完了の意味)と受動態の意味の両方が上の文には含まれています。

 

ちなみにこの文章を受動態でなく通常の文章に戻してみます。

 

Our manager has turned down the suggestion.
課長はその提案を退けてしまった。

 

無理に戻したので自然な文章ではありませんが、このような完了形の形になります。

【完了形の受動態】
have+been+Vpp
Vされてしまった(完了の意味)
Vされ続けている(継続の意味)
Vされたことがある(経験の意味)

 

助動詞を含む文章の受動態

 

助動詞を含む文章も受動態にすることができます。

 

助動詞はルールとして、be動詞の前にきます。

 

そして、受動態は「be動詞+Vpp」という形を取ります。

 

これら2つをそのまま合体させることで助動詞を含む文章の受動態を作ることができます。

 

This problem should be discussed by us soon.
この問題は私たちによってすぐに討論されるべきだ。

 

上記の例文のように「助動詞+be動詞+Vpp」という形を取ります。

 

そして、助動詞「should 〜すべきだ」という意味と、受動態の「〜される」という意味を含みます。

 

助動詞の後は動詞の原形が続くので「be」となっている、この点を忘れないようにしましょう。

【助動詞を含む文章の受動態】
助動詞+be+Vpp
意味は助動詞によって異なる

 

 

 

ここで説明をした3つの受動態はあまり使用頻度は高くはありません。

 

なぜならばネイティブスピーカーは能動態を好んで使っているからです。

 

そして、上に挙げたこれらの受動態は助動詞と動詞が3つ連続で続く形になり、重い表現になってしまうからです。

 

使用頻度は高くはありませんが、文法上、進行形も完了形も助動詞を含む文章も受動態にすることができるということをお伝えしたかったので掘り下げて解説をしました。

 

 

 

次の講義はコチラ:excitingとexcitedの違い

 

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