第4文型(SVOO)の受動態とは

チェックポイント まずはこれだけ覚える!

 

 

第4文型「SVOO」の受動態は、O1・O2のどちらの目的語を主語にするかによって2種類の書き換えが存在する!

 

〜目次〜

 

第4文型SVOOの受動態

 

英語の第4文型は「SVOO」の形を取る文章で、O1・O2というように目的語を2つ持つのが特徴です。

 

目的語を2つ持つため、受動態への書き換えを行う際、どちらの目的語を主語にするかによって2種類の書き換え方があります。

 

ここでは、その2種類の書き換え方について説明していきます。

 

以下は第4文型の能動態の文章です。

 

Our manager gave us the permission.
課長は私たちに許可を与えた。

 

S=our manager
V=give(gave)
O1=us
O2=the permission

 

この例文のとおり、第4文型は目的語「O」が2つあるので、どちらの目的語を主語にするかによって2種類の受動態を作ることができます。

 

【O1を主語にした場合】
We were given the permission by our manager.
私たちは課長に許可を与えられた。

 

【O2を主語にした場合】
The permission was given to us by our manager.
許可は課長によって私たちに与えられた。

 

目的語が2つあるため、上記の例文のとおり、目的語O1「us」が主語になる場合と、目的語O2「the permission」が主語になる場合とがあります。

 

注意点は、O2が主語になる場合、「to us」という形で前置詞「to」を付加する必要があるということです。

 

実際にネイティブスピーカーが話す言葉としては、「to」が省略されることも多々ありますが、前置詞「to」を用いることが文法上は正しいです。

 

 

O1・O2どちらの目的語を主語とするべきか

 

上で説明したとおり、第4文型はどちらの目的語を主語にするかによって2種類の受動態を作ることができます。

 

ここで多くの人が気にすることは、O1・O2どちらの目的語を主語とするべきかということです。

 

この点について説明するため、上で挙げた例文にふたたび戻ります。

 

【能動態】
Our manager gave us the permission.
課長は私たちに許可を与えた。

 

【O1を主語にした場合】
We were given the permission by our manager.
私たちは課長に許可を与えられた。

 

【O2を主語にした場合】
The permission was given to us by our manager.
許可は課長によって私たちに与えられた。

 

日本語訳を見ると、O2を主語にした後者は意味として不自然さがあります。

 

しかし、それが不正解というわけではありません。

 

たしかに、基本的には「人」であるO1を主語にすることが多いですが、どちらの目的語を主語にするかは「伝えたい要点が何か」ということによって決定します。

 

誰に与えられたのかを要点とする場合は、「O1:私たち」が主語となり、何を与えられたのかを要点とする場合は「O2:許可」が主語となります。

 

話の要点として伝えたいことを主語にした受動態が自然な表現です。

 

 

第4文型の例外的な受動態

 

例外的なパターンの第4文型の受動態についても説明しておきます。

 

My boyfriend bought me a ring.
私の彼氏は指輪を買ってくれました。

 

S=my boyfriend
V=buy(bought)
O1=me
O2=a ring

 

上記の第4文型の文章を受動態にすると、先ほど説明した形にはなりません。

 

【O1を主語にした場合】
受動態にすると不自然な文章になるので受動態にすることができません。

 

【O2を主語にした場合】
A ring was bought for me by my boyfriend.

 

この例のように、O1を主語にした受動態は作ることができない、O2を主語にした受動態を作る場合、先ほど説明をした前置詞「to」ではなく前置詞「for」が必要になる例外的なパターンがあります。

 

定義として、「O1のためにVしてあげる」という意味で受動態への書き換えを行う場合に起こります。

 

このように受動態に書き換えた際に前置詞「for」を用いる動詞の代表的なものを以下に挙げておきます。

 

動詞意味
buy買ってやる
make作ってやる
cook作ってやる
choose選んでやる
get取ってやる

 

 

 

次の講義はコチラ:第5文型(SVOC)の受動態とは

 

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