助動詞のshouldとは

チェックポイント まずはこれだけ覚える!

 

 

助動詞「should」には、「〜すべきだ(義務・必要)」と「〜するはずだ(当然・推量)」の意味がある!

 

〜目次〜

 

助動詞の「should」とは

 

助動詞の「should」は、元々は助動詞「shall」の過去形という扱いです。

 

しかし、現在の英語では「shall」自体がほとんど使われることがなく、その時制の一致として用いられる「should」も使用頻度が高くはありません。

 

むしろ、「must」や「may」のような感覚で、文章に意味づけをする役割で使われることが主です。

 

「should」が持つ意味は、以下で説明するとおり、「〜すべきだ(義務・必要)」と「〜するはずだ(当然・推量)」の2つです。

 

 

義務・必要の意味のshould

 

You should eat healthy food.
健康な食品を食べるべきだ。
(義務・必要の意味)

 

日本語訳としては「〜すべきだ」となります。

 

きっと不健康な生活をしていたのでしょう、だからこそ健康な食品を食べる義務があり、必要があるというニュアンスです。

 

 

当然・推量の意味のshould

 

Japan should lose much money by that.
日本はそれによって多額のお金を失うはずだ。
(当然・確信の意味)

 

訳としては「〜するはずだ」となります。

 

上の例文で言えば、日本がお金を失うことが当然であり、それを推測しているというニュアンスです。

 

「must」にも推量(確信的な推量)の意味があると説明しました。

 

「should」は「must」よりも確度が低くなり、かつ、「〜はずだ」と自分の意見を押し付ける感じが「must」ほど出ません。

 

 

shouldを使用するときの注意点

 

上で説明したとおり、「should」には2つの意味がありますが、「〜すべきだ」という義務・必要の意味でよく使われます。

 

このような「should」ですが、あなたが日本語で人から「〜すべきだ」と言われたらどんな気持ちになりますか?

 

おそらくですが少し自己否定をされている気分になるかと思います。

 

もちろん、「〜しなければならない」という「must」より弱い表現にはなりますが、「should」もそれなりに強い表現であるというのが正しい認識です。

 

言われた側は、指示・命令をされたと感じます。

 

このように、状況を考慮せずに人に対して多用する言葉ではありません。

 

「should」よりも弱く、やさしい表現である「It's better to V」などを用いた方が相手を配慮することができます。

 

It's better you to eat healthy food.
あなたは健康な食品を食べると良いです。

 

文頭に「I think」を付けると、さらにマイルドな表現になります。

 

I think it's better you to eat healthy food.
あなたは健康な食品を食べると良いと私は思います。

 

このように文頭に「I think」を付けると、「あくまでも私の考えです」というニュアンスを加えることができます。

 

 

shouldの否定文の作り方

 

考え方は他の助動詞と同じです。

 

「should not」もしくは短縮形の「shouldn't(シュドゥントゥ)」を用います。

 

You should not eat unhealthy food.
あなたは不健康な食品を食べるべきではない。

 

この例文にとおり、「〜するべきではない」という意味になります。

 

短縮形の「shouldn't」よりも「should not」の方がよく使われています。

 

 

shouldの疑問文の作り方

 

「should」の疑問文の作り方も、考え方は他の助動詞と同じです。

 

Should I eat healthy food?
私は健康な食品を食べるべきですか?

 

「should」を文頭に出し、文末に「?」を付け、文末を上げるように発音するだけです。

 

「〜するべきですか?」という意味になります。

 

 

「やめておきます」のshould

 

人からお誘いを受けたとき、「should」を用いて「やめておきます」と答えることができます。

 

Do you want to drink beer tonight?
今夜、ビール飲まない?

 

No, I shouldn't. How about tomorrow?
やめておくわ。明日はどう?

 

上の例文のように、お誘いに対して「やめておきます」と答えたいときに「No, I shouldn't.」を用います。

 

「行くべきではない」というニュアンスではなく、「(行きたいけど)やめておいた方がいい」というニュアンスで使います。

 

ただ「No, I shouldn't.」とだけ言うと冷たい感じになってしまうので、その後に別日を提案したり、理由を述べたりということをしましょう。

 

 

「should have Vpp」の意味

 

「should」は元々「shall」の過去形であるとおり、「should」には過去形がありません。

 

「should」を用いて過去の出来事を表現する場合は、以下の例文のように「should have Vpp」という形にします。

 

You should have eaten healthy food.

 

訳としては、

 

「健康な食品を食べるべきだった(だけど食べなかった)。」

 

となります。

 

ニュアンスとして、「すべきだったが、しなかった」という後悔の気持ちが入ります。

 

なぜなら、実際にしたことに対して「〜すべきだった」と後悔することはないからです。

 

しなかったからこそ、今となって過去を振り返って「するべきだった」と後悔をするからです。

 

「should」を過去形にするときは「should+have+Vpp」という形を取り、「〜すべきだったがしなかった」という意味になると暗記しておきましょう。

 

 

例外的なshouldの使い方

 

これは上級者向けの知識になります。

 

「should」は「万が一〜ならば」という使い方をすることもできます。

 

Should you change your plan, please call our staff member.
万が一計画が変わることがあれば、私たちのスタッフまでお電話ください。

 

この「should」の使い方は、TOEICで出題される「万が一のshould」というものです。

 

「Should+主語+動詞の原形」という倒置の形を取り、「万が一〜ならば」という意味になります。

 

以下のように仮定法のif節に「should」を用いても同じ意味を表現することができます。

 

If you should change your plan, please call our staff member.

 

 

「should」と似た意味の「ought to」

 

高校のオーラルコミュニケーションなどで「ought to」という表現を習ったかと思います。

 

「ought to」は「should」とほぼ同じで、「〜すべきだ(義務・必要)」と「〜するはずだ(当然・推量)」という意味を持ちます。

 

You ought to eat healthy food.

 

否定形では「ought not to」という語順になります。

 

You ought not to eat healthy food.

 

「ought to」は「should」とほぼ同じ意味ですが、最近はほとんど使われていません。

 

 

 

次の講義はコチラ:used to Vとbe used to Vingの違いとは

 

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