助動詞のmustとは

助動詞の「must」には「義務・強制」と「推測・確信」、「おすすめ」の意味があります。

 

義務・強制の意味のmust

 

You must study English.
英語を勉強しなければなりません。
(義務・強制の意味)

 

「must」にはかなり強いニュアンスの義務・強制の意味があります。

 

推測・確信の意味のmust

 

You must be mistaken.
あなたは間違っているに違いない。
(推測・確信の意味)

 

「違いない」という日本語訳からも分かるとおり、確信度が高い推測を表しています。

 

確度50%の「may」よりもかなり確度は高くなります。

 

おすすめの意味のmust

 

You must buy that if you have enough money.
もし十分なお金があるならぜひそれを買ってください。

 

それを買えば間違いないという「must」のニュアンスから「ぜひ〜してください」という使い方もできます。

 

mustの否定形の作り方

 

「must not」もしくはその短縮形の「mustn't」を使用します。

 

「mustn't」の発音は1つの目の「t」の音は発音はせずに「マスント」となります。

 

You mustn't study English.
英語を勉強してはいけません。
(禁止の意味)

 

このように「must」を否定形にすると強い禁止の意味になります。

 

話が少しそれますが、短縮形の「mustn't」は存在しないのではないかとの説もあります。

 

しかし、これは間違いです。

 

実際に、インターネットで「mustn't」と検索をすると、海外のサイトが多数ヒットするので、ネイティブスピーカーが「mustn't」を使用していることが分かります。

 

mustを使用するときの注意点

 

以上、説明してきたとおりなのですが、「must」はいずれの意味の場合でもかなり強いニュアンスを含みます。

 

それゆえにおすすめの意味以外では高圧的なイメージが出てしまいます。

 

その高圧的なイメージを和らげるためにも「must」の代わりに「have to」を使った方が自然な表現になります。

 

中学などでは「must=have to」と習いましたよね。

 

厳密にはこれら2つの持つニュアンスが異なります。

 

You have to study English.
勉強をしなければなりませんよ。

 

日常英会話ではこちらの表現を使いましょう。

 

その方が相手との摩擦も少ないものです。

 

「msut」と「have to」の違いについてはコチラで詳しく説明をしています。

 

ちなみに「must」には過去形がないので「have to」を用いて「had to」として過去形にしましょう。

 

I had to clean my room.
私は自分の部屋を掃除しなければならなかった。

 

このように「had to」を用いて過去形を表現します。

 

最後に発音についての注意点です。

 

have to→ハフトゥー

 

has to→ハストゥー

 

had to→ハットゥー

 

すべて無理にカタカナで書き表していますが、このように発音をします。

 

 

 

助動詞「must」は私たちに馴染みのあるものです。

 

ですが上述の通り、日常英会話では「have to」を使うようにした方が自然だと感じています。

 

もっぱら話し言葉では「have to」が使われて、書き言葉くらいしか「must」は使われないイメージです。

 

中学や多くの英会話教材ではこの差別化がされていないので要注意です。

 

 

 

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