副詞とは

チェックポイント まずはこれだけ覚える!

 

 

副詞は名詞以外を修飾する言葉!
文章に「時、場所、状態」などの意味付けをする!

 

副詞(ADVERBS)とは、形容詞と同じく、修飾する役割を持つ言葉です。

 

形容詞は名詞を修飾するのに対して、副詞は形容詞や動詞などを修飾します。

 

分かりやすく言うならば、「副詞は名詞以外を修飾する」と定義することができます。

 

以下に簡単な例を出します。

 

very good idea
とてもよい考え

 

この場合、副詞「very(とても)」は形容詞「good(よい)」を修飾しています。

 

I run fast.
私は速く走ります。

 

この例文では、副詞「fast(速く)」は動詞「run(走る)」を修飾しています。

 

このように副詞は形容詞や動詞を修飾します。

 

するどい人はお気づきになったかもしれません。

 

上の2つの例文では副詞の位置が異なります。

 

「very good idea」では副詞「very」は前から形容詞「good」を修飾しています。

 

それに対して「I run fast.」の副詞「fast」は後ろから動詞「run」を修飾しています。

 

文章中での副詞の挿入位置が異なる理由は、副詞にはいくつかのタイプがあり、タイプによって文章中のどの位置に配置されることが適切かが決まっているからです。

 

以下、副詞のタイプとタイプごとの文章中での挿入位置について説明していきます。

 

時を表す副詞

 

I played soccer last night.
昨夜サッカーをしました。

 

この文章での副詞は「last night」で、時を表しています。

 

一般的に時を表す副詞は文末に置くことが多いです。

 

また、時を表す副詞を重ねて用いるときは、単位の小さいものから先に置きます。

 

I met him at 9 yesterday.
彼に昨日9時に会いました。

 

日という単位を表す「昨日」よりも小さな単位である時間を表す「9時」を先に置きます。

 

場所を表す副詞

 

I played soccer in the park.
公園でサッカーをしました。

 

この文章での副詞は「in the park」で、場所を表しています。

 

ちょっとややこしいですが、前置詞の「in」と名詞の「the park」が合体して1つの副詞を形成しています。

 

このように場所を表す副詞は動詞(目的語を含む)の後に置くのが一般的です。

 

※上の例文での目的語は「soccer」

 

場所を表す副詞を重ねて使う場合、以下のように狭い方を表す副詞を先に置きます。

 

I met him at the restaurant in his town.
私は彼の街にあるレストランで彼に会いました。

 

動作の状態を表す副詞

 

I play soccer well.
サッカーを上手にします。

 

この文章での副詞は「well」で、「上手にする」というように動作の状態を表しています。

 

動作の状態を表す副詞は動詞の後に置くのが一般的です。

 

程度を表す副詞

 

I have almost finished my homework.
ほとんど宿題を終えています。

 

この文章での副詞は「almost」で、程度を表しています。

 

程度を表す副詞は一般動詞の前、be動詞の後、助動詞の後に置きます。

 

これは「not」と同じ位置と理解することもできます。

 

※上の例文は現在完了形で、「have」は助動詞です。

 

頻度を表す副詞

 

I always play soccer.
いつもサッカーをします。

 

この文章での副詞は「always」で、頻度を表しています。

 

程度を表す副詞と同じく、一般動詞の前、be動詞の後、助動詞の後に置きます。

 

これも程度を表す副詞と同様に「not」と同じ位置と理解することができます。

 

その他

 

Actually, we are using the old model.
実際に、私たちは旧モデルを使用しています。

 

Honestly, he is not my type.
正直なところ、彼はタイプじゃないです。

 

上記2つの例文の副詞は「actually」と「honestly」ですが、これまで説明したいずれのタイプにも該当しない副詞です。

 

(「文章から独立して、文章全体を修飾する副詞」と定義する文法書もあります。)

 

主に文頭に配置され、文章全体を修飾します。

 

 

以上、副詞には様々なものがあります。

 

副詞の位置は実は不定的?

 

ここまで、ルールとして文章中のどこに副詞を置くべきかを説明しました。

 

しかし、以下の場合はどうでしょうか?

 

Last night, I played soccer.

 

動詞の後に置くはずの時を表す副詞が文頭に来ています。

 

しかし、これも文章としては正解です。

 

原則として、副詞は修飾する語句のそばに置きますが、文章中のいろいろな場所に入ることができるという性質も持っています。

 

もちろん、それによって若干ニュアンスは異なるため、ルールとして置くべき位置はありますが、あまり場所を気にする必要がないのも副詞の特徴です。

副詞の位置によるニュアンスの違い

 

I played soccer yesterday.

 

Yesterday, I played soccer.

 

上記の例文は、意味としてはほぼ同じですが、文末に置く時を表す副詞「yesterday」を文頭に出すことによって、ニュアンスとして「yesterday」を強調しています。

 

つまりは、「サッカーをしたこと」以上に「昨日サッカーをしたこと」が重要な場合は、「Yesterday, I played soccer.」と言うことも自然です。

 

タイプの異なる副詞を重ね方

 

上で説明した様々な種類の副詞を重ねて使用するときのルールについてです。

 

順番は「程度を表す副詞→動作の状態を表す副詞→場所を表す副詞→時を表す副詞」です。

 

I played soccer very well in the park last night.

 

程度を表す副詞:very

 

動作の状態を表す副詞:well

 

場所を表す副詞:in the park

 

時を表す副詞:last night

 

このような順番で副詞を重ねるようにしてください。

 

「〜ly」の副詞

 

いくつかの副詞を思い浮かべると気がつくはずですが、副詞の多くは以下のように「〜ly」の形になっています。

 

frequently
頻繁に

 

kindly
親切に

 

really
本当に

 

これらの副詞から「ly」を取ると、

 

frequent
頻繁な

 

kind
親切な

 

real
本当の

 

のように、すべて形容詞になります。

 

このように形容詞の単語の末に「ly」を付けることで、形容詞が副詞になるものがあります。

 

注意点は「形容詞の単語の末に「ly」を付ける」ということです。

 

以下のように名詞の単語の末に「ly」を付ける場合は、副詞ではなく「〜の」や「〜らしい」という意味の形容詞になります。

 

friend(友達)→friendly(友好的な)

 

month(月)→monthly(毎月の)

 

名詞と混同されがちな副詞

 

【名詞と混同されがちな副詞一覧表】

副詞意味
hereここへ、ここに
thereそこへ、そこに
home(自分の)家へ、家に
abroad海外へ、海外に
overseas海外へ、海外に
upstairs上の階へ、上の階に
downstairs下の階へ、下の階に
downtown繁華街へ、繁華街に
somewhereどこか
anywhereどこでも

 

上記の単語は名詞以外にも副詞としての意味もあるため、扱いに注意が必要です。

 

たとえば、「そこへ行きます」と表現したい場合、以下のように表現するのは間違いになります。

 

【×】
I go to there.

 

理由としては、「there」は副詞で「そこ」という意味であり、「to」を入れと「〜へ」という意味が重複してしまうからです。

 

正解は以下のように表現することです。

 

【◯】
I go there.

 

このように上記の表中の単語を名詞ではなく副詞として使用する場合は、注意が必要になります。

 

 

 

長々と説明してきましたが、副詞についてまずはそんなに真剣に理解する必要はありません。

 

基本的に文章の中のどこにでも入ることができるので、だいたいの感覚で使うことができます。

 

だいたいの感覚で使っても、普段の会話で正解・不正解を議論されることも、通じないこともありません。

 

英語の学習を積んでいくことで、いずれは正しい使い方が感覚的に分かるようになります。

 

 

 

次の講義はコチラ:冠詞とは aとtheの違い

 

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