英語は忘れてしまうものなのか?

Q:一生懸命英語を勉強しています。英語って一度話せるようになってから勉強しなくなると忘れてしまうものなのですか?

 

私は英語を覚えてから、仕事で毎日のように英語を使っているので忘れることは一切なく、むしろどんどん経験が積み重なって上達しています。

 

そのためこの質問には残念ですが、私の体験談で回答をすることはできません。

 

前提として、一度英語を話せるようになった人、すなわち英語を十分に勉強しマスターして英語の基礎ができ上がっている人の場合について述べていきます。

 

少し英語をかじっただけというレベルの人では英語の基礎ができ上がっていないため、寝て起きれば覚えた英語も忘れてしまうからです。

 

それでは一度英語を覚えて、その後、英語を使わない環境で生活をしているとどうなるのでしょうか?

 

この点について、6年間のアメリカでの生活経験があり、帰国後はテレビ局に就職をしたため英語をまったく使わなくなった友人の回答を紹介します。

 

彼の回答としては、

日常英会話で当たり前かのように使う表現や単語は忘れない。

 

だけど普段の生活の中でふと考えることもないようなマニアックな単語はどんどん忘れていく。

 

そうすると本当に必要なものだけが記憶に残った状態になる。

 

だから帰国後もう5年間英語を使わない環境にいるが、日常英会話程度なら今も昔も変わらず話すことができる。

というものでした。

 

たしかに彼は今でも英語を上手に話すことができるので、彼とはあえて英語で会話をしたりする仲です。

 

彼がアメリカから帰国してから彼とは毎年会っていますが、年がたつにつれて彼の英会話力が低下していると感じたこともありません。

 

ですので、「一度覚えた英語は簡単には忘れない」と言えます。

 

そして、彼がアドバイスとして言っていたことは、せっかく英語を覚えたのであれば、忘れないように最低限の維持作業はした方が良いとのことです。

 

例えば洋画を英語で見て英語の感覚を忘れないようにする、移動時間などに英会話教材を携帯オーディオプレーヤーやカーステレオで聞く、このような学習はわずかでも英語を忘れないために大きな効果があります。

 

一番良くないのは完全に英語のない生活にしてしまうことのようです。

 

使わないものは負の二次曲線的に感覚が鈍り、記憶からも消えていきます。

 

現役時代はすごかったスポーツ選手が引退してトレーニングをしなくなった途端にみるみる太り、当時の面影がなくなってしまう、このようなイメージです。

 

逆に、引退後も簡単にでもトレーニングをしたり、食事に気をつけたりということをしている選手はこういうことにはなりません。

 

わずかな時間であっても、本気でなくても、英語と触れ合う時間を作ることが大切です。

 

覚えた英語は何もしないとゆるやかなペースで忘れていく、だから忘れないようにメンテナンスをしていく必要がある、だけどこのメンテナンスの作業は当初の英語を覚える作業と比較をしたらとても手軽なもの。

 

たしかに新たに単語や英会話表現を覚えるのと、一度覚えたものを復習して記憶をよみがえらせるのでは労力が全く異なります。

 

やはり英語は覚えるまでが勝負と言えそうです。

 

ですので、覚えてからのことを心配するのではなく、覚える作業に全力を尽くすようにしましょう。

 

次の質問はコチラ:初心者でも映画を字幕なしで見れるようになりますか?

 

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