英会話に必要な丁寧レベルの使い分け

日本人は会話の中で相手によってどの程度の丁寧な表現をするかを巧みに使い分けしています。

 

友達には堅苦しくないラフな言葉で話しますし、上司には失礼にならない丁寧な言葉、いわゆる敬語で話すのが普通です。

 

実は、これは日本人だけでなく、英語話者の間でも当然かのように行われています。

 

私は英語における丁寧な表現を以下の4段階のレベルで考えています。

丁寧レベル1

 

仲の良い友達と話すときに使う表現

 

これは気心の知れたかなりくだけた仲間内でのみ使う表現になります。

 

丁寧レベル2

 

かしこまってはいないが、相手に迷惑のない配慮のある表現

 

初対面の人や店員との会話、人に何か尋ねるときに使うレベルの丁寧な表現です。

 

丁寧レベル3

 

かしこまって、相手に迷惑がないようしっかりと配慮された表現

 

これは仕事の場面での英語、いわゆるビジネス英語などです。

 

丁寧レベル4

 

公式的な場面でのスピーチなどのように最上級に丁寧な表現

 

会議など大勢の前で丁寧を通りこして硬い話をするときに使う表現です。

 

上記4段階の丁寧レベルを意識して、相手や場面によって表現を変えていくことが英会話では理想であり、上級者への第一歩となります。

 

英語でもこのように表現の丁寧レベルがあり、「英語に敬語はない」という主張や意見はまったくの間違いです。

 

想像していただければすぐに分かることですが、丁寧レベル1の友達に使うような表現を、会社の会議などお偉い様がたくさんの場面で使っていては大問題です。

 

このサイトのおすすめ英会話教材ランキングで紹介している英会話教材では、主にレベル2の表現を学ぶことになります。

 

レベル2がいわゆる日常英会話というもので、多くの人が学ぶ一般的な表現です。

 

また、仕事で英語を使う人はレベル3の英語を身につける必要があります。

 

レベル4の英語というのは一部の人のみが必要で、ほとんどの人は学ぶ必要はありません。

 

国家や政治に関する外交の仕事をする人がメインではないでしょうか。

 

レベル1の英会話ができれば相手との会話を楽しめるのですが、初心者の段階から使うのは注意が必要です。

 

カタコトな英語で親密な人に使うようなくだけた表現をしていれば、気分を害する人も中にはいるからです。

 

使うのなら、気分を害することがないと分かっている本当に仲の良い人に限ってにしましょう。

 

ちなみに、私はレベル3の英語を中心に学習をしていますが、これがもっとも無難です。

 

なぜそうなのか、これには明確な理由があります。

 

私の友達に台湾人の男性がいますが、彼は必ず「〜ですね」「〜しますか?」というように文末が敬語になった丁寧な日本語を話します。

 

彼は「〜だね」「〜する?」というように丁寧ではない日本語を覚えることもできたのですが、敬語で話す彼に不快な思いをする人は年上・年下ともに皆無です。

 

この感覚は日本人も同じなのですが、くだけた表現に腹を立てる人はいても、丁寧すぎる表現だからといってそれに腹を立てる人はいないからです。

 

だからこそ、私は丁寧レベル3の英語を学習の中心にし、優先的に身につけるようにしています。

 

特に、海外で人に話しかけるときは丁寧な表現をしておいて損はありません。

 

たったこれだけで不要なトラブルに巻き込まれることは減るでしょう。

 

実際、このレベル3の表現というのはレベル2の表現にちょっと変化をつけるだけでできるようになります。

 

これについては次の講義で詳しく説明をしていきます。

 

次の講義はコチラ:助動詞の使い方で丁寧な表現ができるようになる

 

英語学習コラムトップページへ戻る


サイト情報

英語教材ランキング