前置詞to+動名詞の形を取るもの

いきなりですが、下の文章を見てください。

 

I am used to studying hard.

 

んっ?と思われる方もいるでしょう。

 

「to studying」って不定詞と動名詞がくっついてしまっていて間違いじゃないの?と思われたのではないでしょうか。

 

しかし、この文章はこれで正解です。

 

意味としては「私は一生懸命勉強することに慣れています」となります。

 

実は「to studying」の「to」は不定詞の「to」ではありません。

 

この「to」は前置詞です。

 

前置詞のうしろには名詞がくるというルールがあります。

 

そのためこの前置詞「to」のうしろには動名詞(動詞の名詞形、つまり名詞)の「studying」がきているわけです。

 

理論的に説明をすればこうなりますが、「be used to Ving」で「Vすることに慣れている」という慣用表現だと思っていただければOKです。

 

このような前置詞の「to」と動名詞「Ving」を使った表現は他にもあります。

 

look forward to Ving

 

【意味】Vすることを楽しみにする

 

I'm looking forward to hearing from you.
あなたからのお手紙を楽しみにしています。

 

 

What do you say to Ving?

 

【意味】Vすることはいかがですか?

 

What do you say to taking a break?
休憩しませんか?

 

 

with a view to Ving

 

【意味】Vする目的で

 

I study English with a view to studying abroad.
留学する目的で英語を勉強します。

 

 

When it comes to Ving

 

【意味】Vすることとなれば

 

When it comes to finding fault with others, he isn't a good person.
人のあらを見つけることとなれば、彼は良い人ではありません。

 

 

object to Ving

 

【意味】Vすることに反対する

 

I object to starting a new project.
新しいプロジェクトを始めることに反対します。

 

 

devote oneself to Ving

 

【意味】Vすることに専念する

 

She devoted herself to helping children.
彼女は子どもを助けることに専念しました。

 

 

これらが代表的な「前置詞to+動名詞」の形を取る表現です。

 

 

 

下の文章の空欄に入る適切なものをA〜Dの中から選択してください。

I'm looking forward to ( ) from you.

 

A:hear
B:hearing
C:heard
D:have heard

 

※答え「B」

 

この問題をTOEICや英検で何度見てきたことかと感じます。

 

それくらいこの「前置詞to+動名詞」の形は試験で狙われやすい文法知識になります。

 

 

 

次の講義はコチラ:動名詞の慣用表現のまとめ

 

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