名詞とは

チェックポイント まずはこれだけ覚える!

 

 

名詞は「人・もの・こと」を表す言葉!
文章の中の主語や目的語になったりする!

 

名詞とは「人・もの・こと」を表す品詞です。

 

日本語の名詞も「人・もの・こと」を表す言葉ではあるのですが、英語の名詞の扱いは日本語よりもだいぶ複雑になります。

 

英語の名詞には2種類があります。

 

「pen(ペン)」や「cap(ぼうし)」といった一般名詞と言われるもの。

 

「Tom」や「Japan」といった人や地名を表す固有名詞と言われるもの。

 

固有名詞については、単語の書き出しを大文字で書くということが英語ではルールになっています。

 

【◯】Tom Japan

 

【×】tom japan

 

一般名詞と固有名詞

 

さらには、一般名詞は「可算名詞」と「不可算名詞」に分類することができます。

 

可算名詞とは1個、2個と数えることができる名詞のことを言います。

 

不可算名詞とは、可算名詞と違い、数えることができない名詞を言います。

 

例えば、「pen」という名詞であれば、1本、2本と数えることができるので可算名詞となります。

 

それとは逆に「love(愛)」や「oil(油)」という名詞は、数えることができないので不可算名詞となります。

 

もっと分かりやすく説明をするならば、「1個、2個と分かるハッキリとした形があるもの」が可算名詞、「ハッキリとした形がないもの」が不可算名詞です。

 

「love」は形のない抽象的なことで何個というように数えることができません。

 

「oil」は一定の形のない物質を表しているので何が1個なのか分かりません。

 

それゆえに不可算名詞というわけです。

 

不可算名詞の代表的なものとしては、「information(情報)」「homework(宿題)」「water(水)」「rain(雨)」「sugar(砂糖)」などがあります。

 

可算名詞と不可算名詞

 

実際のところ、「この単語は可算名詞で、この単語は不可算名詞だ」という決まりがある名詞ばかりではなく、同じ名詞でも意味によって可算名詞として扱われる場合と不可算名詞として扱われる場合があります。

 

例として「apple(リンゴ)」を挙げます。

 

「apple」はリンゴの玉を思い浮かべれば1つ、2つと数えることができます。

 

この場合は、可算名詞として扱われ「an apple」や「two apples」と数えるのが正解です。

 

しかし、果汁としての「apple」や果物の盛り合わせのようにカットされた「apple」の場合は、明確に数えることができないため、不可算名詞として扱われます。

 

このように同じ名詞でも、使用する意味によって可算名詞として扱ったり、不可算名詞として扱ったりします。

 

そして、可算名詞は数えることができる名詞ゆえに、単数形と複数形が存在します。

 

単数形と複数形

 

複数形の作り方の基本は、単語の最後に「s」を付けるということです。

 

例えば、単数形の「pen」を複数形にするならば「pens」となるわけです。

 

このように単語の最後に「s」を付けることが複数形の作り方の基本ですが、これ以外にも複数形を作るためのルールが存在します。

 

複数形の作り方ルール1

 

単語の最後が「s ss sh ch o x」の可算名詞には「es」をつける。

 

class→classes

 

peach→peaches

 

dish→dishes

 

tomato→tomatoes

 

box→boxes

 

※ルール1の例外
以下の単語のように、単語の最後が「o」でも、「es」ではなく「s」を付けて複数形を作るものも存在します。

 

radio→radios

 

studio→studios

 

piano→pianos

 

photo→photos

 

 

複数形の作り方ルール2

 

単語の最後が「y」で、その前が「a i u e o」以外の音の可算名詞は「y」を「i」に変えて「es」をつける。

 

city→cities

 

複数形の作り方ルール3

 

単語の最後が「f fe」の可算名詞は、それらを「v」に変えて「es」をつける。

 

leaf→leaves

 

wife→wives

 

life→lives

 

thief→thieves

 

wolf→wolves

 

half→halves

 

※ルール3の例外
以下の単語は最後が「f fe」ですが、そのまま「s」を付けて複数形にします。

 

belief→beliefs

 

safe→safes

 

proof→proofs

 

chief→chiefs

 

roof→roofs

 

cliff→cliffs

 

また、上記のどちらでもOKな単語も存在します。

 

handkerchief→handkerchives、handkerchiefs

 

scarf→scarves、scarfs

 

複数形の作り方ルール4

 

ルール1〜3では説明できない可算名詞。

 

man→men

 

woman→women

 

child→children

 

tooth→teeth

 

foot→feet

 

datum→data
(データ)

 

medium→media
(メディア)

 

mouse→mice
(ネズミ)

 

phenomenon→phenomena
(現象)

 

alumnus→alumni
(卒業生)

 

criterion→criteria
(基準)

 

など

 

これらルール4のものは少数です。

 

規則がないゆえに、必要に応じてそのまま暗記をしておかなければなりません。

 

可算名詞と不可算名詞の「多い・少ない」の表し方の違い

 

「多い・少ない」を表現する場合、可算名詞と不可算名詞のどちらを修飾するかによって以下の表のように使用する単語が異なります。

-可算名詞不可算名詞
多いmanymuch
少ないa fewa little

 

「many」と「much」はともに日本語訳としては「たくさんの」という意味であり、「a few」と「a little」はともに日本語訳としては「少しの」という意味ですが、上記の表のように可算名詞か不可算名詞かによって使い分けが必要になります。

 

なお、「たくさんの」を意味する「a lot of(lots of)」や「plenty of」は可算名詞と不可算名詞に共通して使用することができます。

 

不可算名詞の数え方

 

可算名詞は「a book、two books、three books・・・」と数えることができます。

 

それに対して、「water」や「sugar」などの不可算名詞は、通常「1つ、2つ」と数えることができませんが、「コップ1杯の水」「砂糖1さじ」というように、入れ物単位などで数えることはよくあります。

 

このように不可算名詞を数えるときに用いる代表的な表現を以下に紹介します。

 

■容器ごとに数える

 

a glass of 〜
一杯の〜

 

a cup of 〜
一杯の〜

 

a bottle of 〜
一瓶の〜

 

a bowl of 〜
1さじの〜

 

a spoonful of 〜
1さじの〜

 

■形ごとに数える

 

a bar of 〜
(板状)一枚の〜

 

a block of 〜
一塊の〜

 

a cake of 〜
1個の〜

 

a drop of 〜
1滴の〜

 

a grain of 〜
1粒の〜

 

■単位ごとに数える

 

an acre of 〜
1エーカーの〜

 

a yard of 〜
1ヤードの〜

 

a kilo of 〜
1キロの〜

 

使用方法としては、単数の場合は「a piece of luggage」とし、複数の場合は「two pieces of luggage」という具合に、不可算名詞の「luggage」ではなく「piece」を「pieces」というように複数形にします。

 

この使用方法は上記いずれの表現の場合も同じです。

 

 

 

子どもが言葉を話しはじめるときも、まずは「パパ」「ママ」「ブーブ」などの名詞からです。

 

つまり、名詞は文章の構成要素として基本中の基本で、言語を覚えるときにはまずはじめに覚えるべきものです。

 

日本語の名詞よりも英語の名詞はルールが複雑ですので、上記のルールをしっかりとおさえておきましょう。

 

また、文法書などでは名詞は「N」と表現されます。
(私の文法講義でも「N」と表記しています)

 

これは「名詞:nouns」の頭文字の「N」であります。

 

上級者向けの知識になりますが、可算名詞は英語で「countable noun」であり、辞書では「C」と表示されている場合が多いです。

 

不可算名詞は英語で「uncoutable noun」であり、辞書では「U」と表示されている場合が多いです。

 

 

 

次の講義はコチラ:代名詞とは

 

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