英語と日本語の母音と子音の違い

今回の講義では、英語と日本語の母音と子音の違いにせまっていくことにします。

 

日本語の発音は、「a i u e o」の5つの母音が中心に回っています。

 

そして、子音は常に母音に付随する形で存在し、子音だけで音を成して存在することはありません。

 

a i u e o
ka ki ku ke ko
sa shi su se so・・・

 

このようにすべての日本語の音は子音だけで存在することはできず、子音には必ず母音がセットになります。

 

※shinbun(新聞)などのように末に「n(ン)」が来るものは便宜上除く

 

まさにその名のとおり、「母の音」と「子の音」という関係です。

 

このように日本語の音は母音が中心に回っています。

 

また、日本語の母音は単語の中の1音になっても発音が変わりません。

 

たとえば母音の「a(ア)」についてですが、「ashita(明日)」という単語でいえば、単語の頭でも単語の末でも同じく「a(ア)」と発音をします。

 

続いて英語の母音と子音についてです。

 

英語の母音も日本語と同じく「a i u e o」の5つで、文字数としては日本語と同じです。

 

しかし、単語の中で発音が変わり、その音の数は全部で22個になります。

 

同じ母音の「a」でも単語によって発音が変わってしまうものです。

 

このように母音の役割や性質が日本語とは異なります。

 

また、英語の子音は日本語と違い、子音のみで音を成すというのが大きな特徴です。

 

むしろ子音のみで音として存在することが主です。

 

「stop」という単語を見れば「s」と「p」が母音を伴うことなく子音のみで音として存在しています。

 

「play」という単語を見れば「p」と「y」が母音を伴うことなく子音のみで音として存在しています。

 

これらの例のように、英語では子音が単独で音として成立するのです。

 

そして、いろいろな単語に着目をしてみると分かるのですが、単語内には子音の方が母音よりも多く含まれます。

 

つまり、英語の音は子音が中心に回っていて、日本語の音では母音が中心に回っているということです。

 

このような違いから、日本人が難しいと感じるのは英語の子音の扱いであり、英語の発音では子音が鍵になります。

 

多くの日本人はいざ英語の発音をしようと思ったときに、単独の子音の音であっても、そこに母音があるかのように発音をしてしまうという問題を抱えています。

 

上の例の「stop」という単語でこれを見ていきましょう。

 

英語の正しい発音の仕方を知らない日本人が「stop」を発音するとします。

 

この場合、もともとは存在しないはずの母音を勝手に補ってしまい、「su to ッ pu(ストップ)」のようにまったくのカタカナ発音になってしまうのです。

 

しかし、実際に英語では誰もが知るとおり、「ストッ」のような発音となります。

 

※カタカナ表記は私がこう聞こえるというイメージで表したものであり、これが正解ではありません。

 

母音を伴わない子音の発音をどうしていいものなのか分からないのが日本人です。

 

説明が長くなりましたが、このように日本人が英語の発音を学ぶ場合、子音が最重要課題になります。

 

それでは子音の発音がうまくなるコツについて次の講義で見ていくことにしましょう。

 

次の講義はコチラ:子音の発音がうまくなる方法

 

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