スピードラーニングの口コミと評価

スピードラーニング全48巻

教材名

スピードラーニング

 

価格

初回1巻2巻で9,400円(送料無料)
それ以降毎月1巻5,100円(送料無料)
全48巻

 

※上の価格は税抜です。

 

ダウンロード方式のデジタル版や全巻一括購入など、標準のコースよりも安く購入できる方法もありますが、全48巻を購入すると10万円以上します。

 

10日間のお試しあり
返金保証なし

 

中身

1巻につきCD2枚(英語のみ、英語+日本語)
1巻につきテキスト1冊 約90ページ
ダウンロード式の音声とテキスト付き

 

対象レベル

中〜上級者
英検準2級〜
TOEIC500点〜

 

巻が進むにつれてどんどん内容が難しくなります。

 

期待できる効果

リスニング力が身につく

 

英語に慣れることができる

 

良いところ

聞き流しという学習スタイルでリスニングの量を稼ぐのに適している

 

アメリカ文化について知ることができる

 

残念なところ

テキストはCD音声の台本(スクリプト)という扱いなので解説がない

 

CDとテキストに聞き流すだけしか機能がない

 

スピードラーニングの特典

 

私の体験結果による口コミと評価

「聞き流すだけで英語が話せるようになる」、こんなことが言われているのがスピードラーニングの宣伝です。

 

この言葉のとおり、他の教材と比べて、学習方法とそれによって得られるとされる効果が非常に特徴的なのがスピードラーニングです。

 

このように宣伝が強烈だっただけに、実際に使ってみて私はちょっとギャップを感じました。

 

電話レッスンなどはありますが、スピードラーニングのCDは英会話シーンなどを聞いていくだけという内容です。

 

英語が流れた後にその日本語訳が流れるというCDで、これまで私が使用してきた他の教材のCDと違いという違いはありませんでした。

 

このように他の教材とCDの内容自体は大きく変わらないのに、それによって得られる効果は「英語が話せるようになる」という主張です。

 

他の教材と特別大きな違いのないCDを聞き流すだけで、なぜスピードラーニングは「英語が話せるようになる」と主張できてしまうのか、私はその根拠や理由が分かりませんでした。

 

そのため宣伝で言われていることに対して少なからずギャップを私は感じました。

 

英語を聞き流すことが学習のメインであるとおり、スピードラーニングはスピーキングではなく、リスニングにこそ効果のある教材です。

 

英語の聞き流しという学習方法に対して、過去の私のように過度にスピーキングへの効果を求めると、私と同じように感じることになると思います。

 

私はいろいろな教材を使用したり、いろいろな学習方法を試したりした結果として、聞き流すだけで英語が話せるようになることは極めて難しいと思っています。

 

「聞き流すだけで英語が聞き取れるようになる」というキャッチコピーであれば私は肯定することができますが、聞くだけの学習にスピーキングへの効果を求めることは肯定できません。

 

スピードラーニングの最強の宣伝文句は「1日5分〜OK、聞き流すだけで英語が話せるようになる」です。

 

あなたは聞き流すだけで英語が話せるようになると思いますか?

 

それともちゃんと英語の基礎を学び、会話の練習をしないと英語は話せるようにならないと思いますか?

 

まずは自分がどちらの学習方法に効果があると思うかを明確にすることが大切です。

 

英語の学習方法とそれによって得られる効果に対する主張は、英語教材の販売元によって大きく異なります。

 

「聞くことはリスニングの学習だ」という英語教材の販売元もあれば、スピードラーニングのように「聞くだけでスピーキングにも効果があり、英語が話せるようになる」という販売元もあるのが事実です。

 

このように主張の対立は必ず起きるものです。

 

もし、あなたが聞き流すだけで英語が話せるようになるということを理論的に正しいと思うのならばスピードラーニングを買ってもいいと思います。

 

ですが、私は通勤時間などを利用してほぼ毎日30分から1時間程度聞いていましたが、リスニングへの効果は感じても、英語が話せるようにはなりませんでした。

 

もしかしたらあと5年、10年と使えばなるのかもしれませんが、私にはそんな時間がありませんでした。

 

私が感じたことは、「聞き流すだけ」という方法は簡単でラクでも、「聞き流すだけ」で聞いたものを理解すること、暗記すること、さらには話せるようになってしまうことは決して簡単ではないということです。

 

聞いたことをそのまま理解しすぐに暗記できる人や、聞いたものを自分の口から話す力に変えられる人ならば問題ありません。

 

聞き流すだけというラクなスタイルで効果が得られ、この上ない教材でしょう。

 

ですが、聞いたものを理解できない人、暗記できない人、話す力に変えられない人には宣伝で言われているほどの効果を感じることは難しく、結局は「誰が聞き流すか」に依存していると感じました。

 

まさに「効果には個人差があります」という販売元が自らしている注意書きと私の見解も同じです。

 

私が思うような効果を得られなかったように、使う人によって得られる効果に大きな差が出そうです。

 

聞き流すだけで英語が話せるようになるということが誰に対しても効果のある方法であれば、もっともラクな学習スタイルであり、これが世の中に広まらない理由はないと思います。

 

これほど宣伝や広告にお金をかけなくても、その学習方法が世の中に広まっているはずです。

 

やはり、「聞き流すだけで英語が話せるようになる」というスピードラーニングの主張は根拠に乏しいと感じます。

 

英語の音に慣れることで英語が話せるようになる、英語を聞き流すことは赤ちゃんが言葉を覚えるプロセスと同じということなどをその根拠としてスピードラーニングは挙げていますが、これらは他の教材でも再現できることです。

 

スピードラーニングに限らず英語が聞けるCDがあれば、英語の音に慣れることも、赤ちゃんのように英語を聞くこともできます。

 

それゆえに根拠としては不十分です。

 

英語の音に慣れることで英語が話せるようになると言ってしまうのは理論の飛躍があります。

 

英語の音に慣れることで「なぜ」英語が話せるようになるのか、私はこの「なぜ」を詳しく知りたいです。

 

また、赤ちゃんと同じと言いますが、私たちは赤ちゃんではありません。

 

すでに日本語を身につけ、1日のほとんどを日本語の環境で過ごす大人なので、そもそも前提が違います。

 

何より赤ちゃんは親が話す言葉を耳にすると同時に、目から視覚的な情報を得ています。

 

これは視覚的な情報のないCDを聞き流すことと同じではありません。

 

さらには赤ちゃんは親からマンツーマンで愛情のこもった指導を何年も受けています。

 

電話レッスンがあるから、、、などとの反論も聞こえてきそうですが、相手がCDか親かでは全く状況が異なりますし、大人は赤ちゃんのように1日何時間も、それを何年も言葉の習得に時間をかけることもできません。

 

ましてや「1回5分からOK」や「1日5分からOK」と宣伝をしているスピードラーニングとは時間の面で大きな差があります。

 

以上が「聞き流すだけ」という学習方法に対する私の見解であり、この見解のとおり、私は根拠に乏しいと感じています。

 

ちなみにですが、私が今まで読んできた英語の勉強法の書籍で、聞き流しの学習について言及したものの中で「聞き流すだけで英語が話せるようになる」という理論を正しいとしている人はいませんでした。

 

英語の本

(クリックして拡大できます)

 

聞き流しはリスニングの学習であり、それだけで英語が話せるようになることはないという意見が多く、私もこれと同じ考えです。

 

たしかに最近のスピードラーニングの宣伝や広告では「聞き流すだけで英語が話せるようになる」という表現が以前ほど積極的に使われていません。

 

「英語がどんどん好きになる」や「英語が身につく」というキャッチコピーになっていていることが多いです。

 

やはり英語を聞き流すことを主とした教材のため、より効果があるのはリスニングです。

 

私は英語の聞き流しにスピーキングへの効果を期待していたため、失敗してしまいました。

 

たしかに聞き流すだけという学習方法はラクです。

 

また、「1日5分」や「1回5分」と言われればそれを魅力的に感じてしまうものです。

 

しかし、私は自分の英語学習経験を振り返って、英語が話せるようになりたければ、やはり英語を話す練習しか道はなく、また、1日5分でなんとかなるものでもないと思っています。

 

英語が話せるようになりたいのなら、聞くことではなく話す練習をすること、これに尽きます。

 

少なからず聞く学習を通して間接的にスピーキングへの効果を目指すよりも、英語を話す練習をして直接的にスピーキングへの効果を目指した方が近道です。

 

スピードラーニングのテキスト

スピードラーニングのテキストは解説がない

スピードラーニング19巻の44〜45ページを写真で引用

 

上の写真を見てください。

 

これはスピードラーニングのテキストの中身ですが、テキストの中に解説などはありません。

 

他の教材とは違い、もともと「テキスト」ではなく「スクリプト(台本)」という位置づけのため、CDで読み上げられる英文とその日本語訳が書かれているだけの内容になっています。

 

英語の後に日本語訳が流れるCDだから聞いているだけで意味が理解できるので単語や文法は特別学ぶ必要はないという主張のとおり、単語や文法に対する解説がないのは他の教材との大きな違いです。

 

これについても、聞くだけで単語や文法まで理解できる人には問題ありませんが、そうではない人は解説は欲しいと思います。

 

私は解説は絶対に欲しい派です。

 

なぜなら自分で辞書を使って調べるのが面倒ですし、理解できないことがあるたびに調べていては時間がかかってしまうからです。

 

スピードラーニングは解説がないテキストなのでシンプルで見やすいですが、他の教材のように解説つきで詳しく学ぶことができるというわけではないので、これが合うか合わないかは人によって異なるでしょう。

 

「聞き流すだけ」という言葉のとおり、電話レッスンのフリートークなどを除き、CDとテキストには聞き流すだけしか学習機能はなく、本当に聞き流すだけになっています。

 

他の教材はCDに英語を話す練習があったり、発音の学習があったり、テキストに解説があったりと多種多様な学習ができますが、スピードラーニングはそうではありません。

 

聞き流すだけという1つの学習方法に特化した教材なので、リスニングには高い効果はありますが、総合的に英語を学ぶという用途は満たせていないと感じました。

 

また、スピードラーニングは日常的な会話とプラスしてアメリカ文化についての内容を聞き流していきます。

 

日本語であっても文化について話すと、使用する単語や表現が高度になるように、やはりアメリカ文化についての内容は難しいです。

 

そして、それを解説なしで、聞き流すだけという方法で学んでいくので、初心者が1から英会話を学ぶ教材というよりも、すでに単語や文法の知識が十分な英語の上級者が英語力維持のために使うリスニング用の教材だと私は感じました。

 

英語ができるが聞くものがないという人に特にピッタリな内容だと思います。

 

(全巻購入すると金額は高くなりますが)全48巻まであり、様々なシーンの英会話を聞くことができるので、聞き飽きることもありません。

 

アメリカ文化は内容が高度になりがちですが、聞いていて知識が増えるなど学びはありますし、情報が深く優れています。

 

そのため、私は他の教材を使い英語力がついて、どんな英語を聞いても聞くだけで分かるようになるにつれてスピードラーニングの評価が高くなっていきました。

 

そして、それを聞き流すだけというスタイルで学習できるので、とても便利だと感じています。

 

このようにリスニングついて高い効果があるのがスピードラーニングです。

 

特に英語の聞き流しは繰り返し行うにつれて効果が上がっていきます。

 

ですので、英語の聞き流しに挑戦する際は「繰り返し聞く」ということを意識してほしいです。

 

私はまだ自分に英語の基礎がない段階で、スピーキングへの効果を期待してスピードラーニングを使いました。

 

その結果、リスニングに対する効果は実感できましたが、スピーキングに対しては宣伝で言われているような効果は得られませんでした。

 

そのため私は失敗してしまったわけですが、リスニングへの効果を期待し、解説なしで学習するということが苦でないのなら失敗はしないはずです。

 

この点についてはそれぞれが自分はどうかを判断していただければと思います。

 

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