有名英会話教材を徹底比較
ここでは私が使ってきた有名英会話教材6つを徹底的に比較していきます。
【1位】ネイティブイングリッシュ 29,800円
【2位】7+English 21,780円
【3位】スピークナチュラル 49,800円
【4位】30日間英語脳育成プログラム 39,500円
【5位】エブリデイイングリッシュ 29,800円
【6位】スピードラーニング 100,000円以上
(※)教材全体の金額を記載
聞くだけで英語が話せるようになるという考えの教材
エブリデイイングリッシュ
スピードラーニング
これら2つの教材は宣伝文句は多少異なりますが、要約すれば「聞き流すだけで英語が話せるようになる」という効果を謳った教材です。
この言葉のとおり、「英語を聞き流すこと=リスニング」が学習の主となっています。
スピードラーニングには電話レッスンなどがありますが、CDとテキストの中には聞くこと以外の学習機能はなく、他の英会話教材と比べてシンプルな内容になっています。
学習方法は単純で、基本的にひたすら英会話シーンなどを聞き流していくだけです。
単語や文法についても特別に学ぶ必要はなく、ただ聞き流していけばOKというコンセプトのため、スピードラーニングに関してはテキストの中に解説がありません。
そもそも他の教材のように「テキスト」という考えではなく、CD音声の「スクリプト(台本)」という位置づけになっています。
エブリデイイングリッシュには解説がついていますが、「聞き流すだけで覚える」という教材のため、解説が多くはないのが特徴です。
このような理由から、私はこれらの聞き流し教材は初心者にとって決して易しいものではないと思っています。
やはり、詳細な解説があった方が理解はしやすいというのが私の見解です。
スピードラーニングとエブリデイイングリッシュには以下の2つの違いもあります。
エブリデイイングリッシュには高速音声が収録されているため、より効果的なリスニングの学習が可能です。
スピードラーニングにはエブリデイイングリッシュのような高速音声はありませんが、1巻購入につき月に10分程度の電話レッスンを受講することができます。
基本的に英会話を習得しようと思うのであれば、聞くことよりも話す練習が大切です。
そういう意味でも、聞くことを学習の主としたこれら2つの教材だけで英会話の学習を完結させることは難しいと私は思います。
もちろんリスニングは十分身につきますし、英語に慣れるという意味では良いです。
しかし、スピードラーニングの電話レッスンも時間がわずかなことを考慮すれば、意識的に自分で話す練習をするか、話す練習を主とした他の教材と併用しない限り英語が話せるようになることはないでしょう。
私は自分が失敗をして痛切に分かったのですが、聞き流すだけで英語が話せるようになることは極めて難しいと思います。
やはり、英語は実際に話す練習を通して身につくものだからです。
何年もかけて英語を聞き流していれば効果があるのかもしれませんが、話す練習をした方が英会話の習得は間違いなく効率的だと思います。
このようにこれら2つの教材については、スピーキングよりもリスニングの上達に効果がある教材です。
リスニングについてはスキマ時間の有効活用ができ、英語の音やリズムに慣れることができるので、だんだん英語が聞き取れるようになります。
話す練習をすることで英語が話せようになるという考えの教材
ネイティブイングリッシュ
7+English
スピークナチュラル
30日間英語脳育成プログラム
これら4つの英会話教材は「聞き流すだけ」のものではありません。
英語は話す練習を通して話せるようになるという考えの元、それぞれの教材がそれぞれ独自の学習機能や工夫を持っています。
それぞれの教材の特徴が異なるため、これらは教材ごとに分けて説明していきます。
ネイティブイングリッシュ
スピーキングとリスニングの両方とも効果の高い学習ができるように設計されている
ネイティブスピーカーがよく使用する基本的な表現に絞って学ぶことができる
英会話表現に含まれるニュアンスとその正しい使い方まで学ぶことができる
学習メニューが豊富でネイティブイングリッシュのみで英会話の学習が完結する
解説が多く、サポートもあるので初心者でも安心
7+English
世界的に実績がある七田式の英語学習方法で英語を学ぶことができる
高度な英語を必要とせず、基礎的な英語表現をベースに会話の幅を広げることができる
スピーキングとリスニングの両方を鍛えることができる
復習に重点を置いた内容なので定着しやすい
高速音声による右脳の活性化で記憶力を強化することができる
スピークナチュラル
聞くことよりも話す練習が中心なので効果が高い
7語程度の短いフレーズのみなので暗記の負担がない
難しい文法を含まないので初心者向け
超スローリスニングで英語の正しい音を理解できる
発音の学習機能がある
30日間英語脳育成プログラム
ディクテーション
(英語を聞き取りそれを紙に書き出す)
シャドーイング
(英語を聞き、それと同じことを追いかけるように話す)
以上の2つを行う内容
これら4つの教材は、英語が話せるようになるための独自の学習内容をそれぞれが持っています。
英語は話す練習を通して身につくという考えの元、英語が話せるようになるための工夫があるため、学習をすれば個人差なく効果を得られやすいです。
聞き取りへの効果よりも英語が話せるようになることを望むのなら、これら4つの中から自分に合いそうだと感じるものを選ぶことを私はおすすめします。
ちなみに、私は自分で実際に使ってみて「英語が話せるようになる可能性が高いと感じたもの」という基準で順位を付けています。
このように私の主観的な評価でしかありませんが、参考になれば幸いです。
【1位】
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【2位】
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【3位】
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【4位】
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【5位】
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【6位】
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