7+Englishの口コミと評価
教材名
7+English
(セブン・プラス・イングリッシュ)
価格
21,780円(送料・消費税込)
全額返金保証あり
対象レベル
初心者〜中級者
初心者〜英検2級
初心者〜TOEIC550点
中身
テキスト1冊124ページ
利用マニュアル1冊28ページ
チェックシート1枚
CD6枚 全部で約6時間
期待できる効果
基礎的な英語が話せるようになる
基礎的な英語が聞き取れるようになる
記憶力が良くなる
良いところ
シンプルな学習方法のため、取り組みやすく、初心者でも基礎的な英会話(スピーキング・リスニング)ができるようになる
高速音声を使用した学習のため、学習時間を短縮できる
復習に重点を置いた内容のため、定着が良い
右脳の活性化によって学習効率が良くなる
全額返金保証がある
残念なところ
フレーズ単位での学習のみで、会話単位での学習がないので、会話の流れに対応する英語力を身につけることに対して弱みがある
記憶型の学習方法のため、テキストの中に解説がない
私の体験結果による口コミと評価
7+Englishは、七田式の本家が開発した、七田式の英語学習方法を取り入れた英語教材です。
七田式について、知らない人もいると思うので、七田式についてまずは少し説明しておくことにします。
七田式は、すでにお亡くなりになられた七田眞(しちだまこと)さんが提唱する英語学習方法です。
英語の学習法について「〜式」と呼ばれるものは、基本的にそれを提唱する本人が勝手に言い出したものであり、世間一般に認知されているものはほぼありません。
張り切って、自分の名前を付けて「〜式英語学習法」とか銘打って売り出してみるものの、残念ながら世間にはそんなに簡単に浸透せず、誰も知らない学習方法になってしまっているものがほとんどです。
そんな中、七田式については「七田式」という名前が世間一般に浸透しています。
実際に「七田チャイルドアカデミー」など「七田式」という名前を耳にしたことがある人も多いと思います。
では、なぜ七田式は世間に浸透しているかというと、その実績です。
提唱者の七田眞さんは東大出身で、その七田式の学習法によって教育された息子の七田厚(しちだこう)さんも東大出身です。
この学歴を見るだけで、他と比べて信憑性は高いしょう。
そんな七田式の英語教育は、これまで世界50カ国、合計50万人以上が体験し、社会文化功労賞や日本文芸アカデミー賞など数々の賞を受賞しています。
当然ですが、ハッタリではこのような実績を打ち出せるわけもなく、このような実績に裏打ちされている七田式の英語は、しっかりと学習にさえ取り組めば、その努力に応じてちゃんと効果が得られるものになっています。
このような実績を誇る七田式の英語の特徴は、以下の3つです。
- 勉強への姿勢から変える
- 高速音声による大量インプット&アウトプット
- 復習重視
まずは「1」についてです。
七田式は、テキストと合わせて「学習マニュアル」が付属されています。
この学習マニュアルは、これから7+Englishでどのように学習を進めていけばよいか、その方法を記したものです。
その冒頭で私が印象的だったのは、「そもそも英語の勉強に臨む姿勢から変えましょう」ということが、かなり詳しく説明されていたことでした。
たとえば、以下のような内容です。
- 学習のゴール地点をハッキリさせる
- 頭を使わなくても、暗記すれば英語は話せるようになる
- リラックスした状態を作って学習に臨む
このような学習に対する姿勢は、軽視されがちですが、実はすごく重要なことです。
私の所感として、このような学習に対する姿勢について、英語が話せる人や話せるようになる人は重視する傾向があり、英語が話せない人や話せるようにならない人は軽視する傾向があります。
実際のところ、学習に対する取り組み方が良ければ、上達も早くなるし、結果も出やすくなります。
だからこそ、学習の第一段階で「姿勢」について学び、変えることは重要です。
特に、これまで英語に挑戦したが、うまくいかなかった人ほど重要視してほしいと私は思いました。
その理由は、従来の英語の学習の問題点と、それに対する七田式の改善点について説明があり、それを読んで知るだけで、「これまでうまくいかなかった理由は自分ではなく、その学習方法にあったのだ」と分かり、違った気持ちで学習に取り組めるようになるからです。
このように、学習に対するモチベーションから変えようというアプローチは他の教材にはないことです。
はじめに姿勢について学び、姿勢を変えておくだけで、後の結果が変わってくるのは間違いありません。
続いて、「高速音声による大量インプット&アウトプット」について説明していきます。
7+EnglishのCDには、通常速度(1倍速)の音声が存在しません。
存在するのは、1.5倍速と3倍速の音声のみです。
そして、1.5倍速と3倍速の音声を交互に聞くスタイルで学習が進んでいきます。
なぜこのような速いスピードの音声で学習をするのか、その理由は、以下の2つです。
- 高速音声よって右脳を活性化させるため
- 学習時間を短縮するため
1の「高速音声よって右脳を活性化させるため」こそ、七田式の最大の特徴になります。
人間の脳には、右脳と左脳があります。
右脳は芸術の脳と呼ばれることもあり、感覚的なことを処理する脳です。
それに対し、左脳は論理の脳と呼ばれることもあり、論理的なことを処理する脳です。
このように、右脳と左脳で脳の働きが異なります。
そして、私たち大人が英語に限らず、何かを学ぼうとすると、論理的に理解しようとする左脳が働きます。
左脳で1つずつ理解して自分のものにしていく、というイメージです。
この左脳型の学習方法が従来の学習方法のわけですが、これで結果が出ている人なら問題はありません。
たとえば、英語が話せるとか、良い大学に合格したとか、難しい資格を取得できたとか。
しかし、従来の左脳型の学習方法で結果が出ていないというのなら、右脳を使った七田式の学習方法によってこれまでとは違った道が開かれる可能性があります。
人間は、基本的に左脳で物事を理解しようとします。
そのため、普通に英語を学ぶのであれば、無意識にも、左脳で理解しようとするわけです。
それが7+Englishで耳にする1.5倍速や3倍速になると、論理的に理解しようとする左脳では理解が追いつかなくなります。
その結果、物事を感覚的に理解しようとする右脳が働きはじめます。
これが七田式の特徴である「高速音声による右脳の活性化」です。
右脳は物事を感覚的に理解しようとします。
左脳のように論理的に理解しようとはしません。
この事実を英語に置き換えると、面白いことが起きます。
先ほどもお伝えしたとおり、左脳で理解しようとするのは、私たちが嫌というほど経験してきた学校の英語の授業です。
「文法だ、単語だ」というように、理論に従って英語を学び、身につけようという内容でした。
それに対して、右脳を使った学習は、感覚的に英語を理解しようとするもので、この状態を言い換えるなら、「物事を考えて理解する力がまだない子供が、耳にするまま、口にするまま言葉を覚えてしまう」ということに近いです。
これは、ネイティブが言葉を身につけるのと似た状態と言えます。
このように、右脳を活性化させることで、頭で1つずつ理解するのではなく、ネイティブのように感覚的に英語を身につけてしまおうというのが七田式です。
そのため、これまで全うに英語を勉強してもうまくいかなかった人にとっては、チャレンジしてみる楽しみが大きいのが七田式の英語教材の7+Englishです。
前置きが長くなってしまいましたが、このような右脳を使った学習を7+Englishではどのように行っていくのかを説明していきます。
7+Englishは、教材が全部で60の単元に分けられていて、Day1・Day2・Day3・・・Day60というように1日1単元学習するようになっています。
そのため、60日で60単元を終えれば、基礎的な英語が話せるようになるというわけです。
各単元において、型となるフレーズを1つ学習し、その型となるフレーズに対して10の変化を加えて、10通りの英語表現を学びます。
テキストは、以下のようになっています。
Day●●
I feel like +動詞のing形 「〜したい気分です」
- 昼寝をしたい気分です。I feel like taking a nap.
- 映画を見に行きたい気分です。I feel like going to a movie.
- ひとりで過ごしたい気分です。I feel like spending time alone.
- 今日は働く気分ではありません。I don’t feel like working today.
- 眠る以外になにもする気分になれません。I don’t feel like doing anything but sleep.
以下、実際のテキストでは10まで続く。
どのフレーズも基本の型である「I feel like」を含むものとなっていて、それに続く部分を変えるだけで、いろいろな英語表現ができるようになっています。
そして、テキストの各単元の内容に対してCDは「Practice」と「Check」という2つの音声の構成になっています。
つまり、全60の単元に対して、それぞれCDの音声で「Practice」と「Check」があるということです。
実際に学習に入るとき、まずはCDの「Practice」の音声からリスニングを開始します。
「Practice」の音声は、以下の構成になっています。
フレーズ1の日本語訳(1.5倍速)
↓
フレーズ1の英語(1.5倍速)
↓
音声の空白(この空白を使ってフレーズ1を真似して口ずさむ)
↓
フレーズ2の日本語訳(1.5倍速)
↓
フレーズ2の英語(1.5倍速)
↓
音声の空白(この空白を使ってフレーズ2を真似して口ずさむ)
↓
フレーズ3の日本語訳(1.5倍速)
↓
フレーズ3の英語(1.5倍速)
↓
音声の空白(この空白を使ってフレーズ3を真似して口ずさむ)
↓
※これをフレーズ10まで繰り返し
↓
フレーズ1の日本語訳(3倍速)
↓
フレーズ1の英語(3倍速)
↓
フレーズ2の日本語訳(3倍速)
↓
フレーズ2の英語(3倍速)
↓
フレーズ3の日本語訳(3倍速)
↓
フレーズ3の英語(3倍速)
↓
※これをフレーズ10まで繰り返し
↓
フレーズ1の日本語訳(1.5倍速)
↓
フレーズ1の英語(1.5倍速)
↓
音声の空白(この空白を使ってフレーズ1を真似して口ずさむ)
↓
フレーズ2の日本語訳(1.5倍速)
↓
フレーズ2の英語(1.5倍速)
↓
音声の空白(この空白を使ってフレーズ2を真似して口ずさむ)
↓
フレーズ3の日本語訳(1.5倍速)
↓
フレーズ3の英語(1.5倍速)
↓
音声の空白(この空白を使ってフレーズ3を真似して口ずさむ)
この流れは、よく設計されていて、英語学習理論的に効果が高いとされているものです。
その理由として、まず挙げられるのが「日本語→英語」の順でのリスニングです。
多くの英会話教材のCDは「英語→日本語」の音声順序になっていますが、スピーキングを上達させたいのなら、「日本語→英語」の順で学習することが正解になります。
先に英語を聞くか、日本語を聞くかの違いですが、先に英語を聞いてしまうと、その英語の意味を考えるように脳が働きます。
これは、相手が話した言葉の意味を理解する作業なので、つまりリスニングです。
それに対して、先に日本語を聞くと、脳はその日本語をどのように英語で表現するかを考えるように働きます。
これは、自分が言いたいことを英語にする作業なので、つまりスピーキングです。
英語学習理論的にこのような使い分けがあるため、英会話ができるようになりたいのなら、7+Englishのように「日本語→英語」の順で学習しないと効果は得られません。
実際のところ、このサイトでイチオシしているネイティブイングリッシュには「日本語→英語」と「英語→日本語」の両方の音声が収録されていますが、「日本語→英語」の順で音声が収録された教材は、他には7+Englishとスピークナチュラルしかありません。
これら以外の教材は「英語→日本語」の音声のCDのみです。
このように、英会話教材と言いながらも、スピーキングへの効果を考えれば、そのCDの設計が間違っているものばかりです。
また、7+Englishでは、音声の合間に空白がちゃんと設けられています。
これもスピーキングへの効果を考えれば重要です。
7+Englishで言えば、「日本語→英語→空白」とCDがなっているわけですが、この空白があることによって、耳にした英語を真似して話してみること、すなわち音読ができます。
逆に音声に空白がないと、真似して英語を話そうと思っても、後続のCDの音声に自分の声が重なってしまい、話しづらいです。
ただリスニングを鍛えることが目的であれば、これでも問題ありませんが、スピーキングへの効果を考えると、十分な練習はできないでしょう。
説明が長くなってしまいましたが、まずは「check」の1.5倍速の音声で、CDの英語を真似して口ずさむことからはじめます。
次に、3倍速の音声に入りますが、これは右脳の活性化を目的とした音声なので、聞き取れなくても問題ありません。
聞き流せばOKで、それだけで勝手に右脳が活性化されます。
3倍速の音声に続いて、1.5倍速の音声で再び「日本語→英語→空白」に戻るので、また聞いた英語を真似して話す練習をします。
この「Practice」の音声は、あくまでも真似するだけでOKです。
実際に自分の口から自分の言葉として話せるようになるための練習は「Check」で行います。
七田式のもう1つの特徴として、「復習を重視している」ということがあります。
この復習に使用するのが、CDの「Check」の音声です。
そもそも、七田式が復習を重視する理由は人の記憶のメカニズムにあります。
忘却曲線というものをご存知でしょうか?
以下は、7+Englishのテキストから忘却曲線の図を引用したものです。
この図のとおり、その日に記憶したものも、4日も経てばほぼ記憶に残っていないのが人間です。
人間は自然と忘れていってしまう生き物なので、それへの対処として、7+Englishでは復習を大切にしています。
復習が大切という主張は特に目新しいものではなく、誰もが認識していることだと思います。
しかし、7+English以外の教材は、「復習は各自でやってください」というスタンスです。
このようなスタンスの教材で、しっかりと復習までできる人は多くはないと思います。(よほど自制心の強い人は別ですが。)
やはり、7+Englishのように教材の一部として復習がある方がよいと私は感じています。
7+Englishの「Check」のCDでは、4日前の単元に戻り、「4日前の単元→3日前の単元→2日前の単元→今日の単元」というように復習をしていきます。
CDの音声は、1.5倍速で「日本語→空白→英語」の音声順序で全てのフレーズを復習します。
「Check」のCDの構成は、先述の「Practice」と少し異なり、その違いは「英語を話す練習をするための音声の空白がどの位置に入るか」です。
「Practice」のCDでは、聞いた英語を真似して話すために「日本語→英語→空白」の順になっていました。
それに対して「Check」のCDでは、「日本語→空白→英語」の音声順序になっています。
まずは日本語を耳にし、その日本語を英語でとっさに口から話す練習をし、話した後に英語が流れ、自分が話した英語が正しかったかどうかを確認するという練習になります。
このように、「Practice」と「Check」で練習内容を切り分けて、まずは「Practice」で3倍速も用いながら英語フレーズを大量インプットし、その後に「Check」で実際に自分の口から英語を話しながら定着させていくことができます。
そもそも基礎的な英語表現の型に学習を絞り、その上で、インプット(Practice)とアウトプット(Check)を効率的に行い、英語が話せるようになるということを目指した内容です。
学習する英語表現の型も、簡単でありながら使用頻度が高いものが中心で、型の一部分を変えて会話の幅を広げていくというものなので、初心者でも取り組みやすいと思いました。
実際のところ、公式サイトで言われているよう「60日で英語をマスター」というのはさすがに難しいと思います。
その理由は、フレーズのみをインプットし、アウトプットしていくという方法のため、たしかに英語を話す力は効率的に身につくものの、会話として相手とやり取りするという部分の練習には少し足りないからです。
たとえば、私がランキング1位にしているネイティブイングリッシュであれば、Aさんが話した内容に対するBさんの回答の仕方も学習できたり、場面ごとの会話が完結するまでの流れもCDで聞いて学習したりできます。
このように、「英会話」という「会話」である以上、相手を想定した練習も必要になります。
そのため、7+Englishで基礎的な英語が話せるようになった後は、会話としての受け答えも学べる教材に移っていくと、より高い英語力が手に入ります。
いずれにしても、その前のステップとして、自分の口から英語を話せるようになるということを初心者が身につけるのには7+Englishはとても良い教材です。
音声速度が他の教材よりも速いので、はじめは少し戸惑うかもしれませんが、すぐに慣れます。
むしろ、速い音声ではじめから学習しておいて方が後のためには有効です。
通常速度の音声での学習がない教材だからこそ、CDの音声収録時間も短くなってしまうためか、21,780円でCD全6枚はコストパフォーマンスとしては良いわけではありません。
しかし、効果を感じられなかったときには全額返金保証を受けることができ、また、これほどの実績がある七田式の英語を自宅で、19,800円ではじめられるのは大きな価値があると思います。
これまで英語の勉強に挑戦してみたがうまくいかなかったという人ほど、他の方法で取り組んで結果を変えることが有効になります。
そのために、7+Englishはおすすめの教材です。
ぜひ世界の七田式を体験してみてください。
7+Englishを当サイト経由で購入された方には管理人の英太から特典が多数つきます。