分詞構文とは

チェックポイント まずはこれだけ覚える!

 

 

分詞構文は「Ving」で表され、「動詞を副詞に変える働き」がある!
分詞も「Ving」で表され、似ているが、分詞は「動詞を形容詞に変える働き」がある!

 

今回の講義では、分詞構文について説明してきます。

 

〜目次〜

 

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分詞構文とは?分詞との違い

 

これから分詞構文について説明するにあたり、分詞構文とよく似ている分詞との違いについて確認していくことにします。

 

分詞とは動詞を形容詞に変える働きがありました。

 

dancing boy
踊っている少年

 

「dancing」が分詞で、「踊っている」という意味の形容詞になり、名詞「boy」を修飾しています。

 

これが分詞(現在分詞)です。

 

分詞について、より詳しく知りたい場合は、分詞の講義をご覧ください。

 

分詞の講義はこちら

 

このような分詞に対し、今回説明する分詞構文は動詞を副詞に変える働きがあります。

 

これが重要なポイントです。

 

ただ、このように定義のみお伝えしても分かりづらいものなので、例文を用いて解説していきます。

 

Studying English hard, you can be a good speaker.
一生懸命英語を勉強すれば、あなたは良い英語話者になれるだろう。

 

この例文の「Studying English hard」までが分詞構文で、「一生懸命英語を勉強すれば」という意味をしています。

 

そして、この「一生懸命英語を勉強すれば」は、「良い英語話者になれる」ということを修飾しているので、副詞的な役割をしています。

 

※副詞は名詞以外を修飾する言葉

 

今まではこの「Studying English hard」を、

 

If you study English hard,
(接続詞+主語+V〜,)

 

と書いて、「一生懸命英語を勉強すれば」という意味を表現していました。

 

分詞構文は「Ving〜」の形でこれと同じように副詞的な意味を作ります。

 

これが分詞構文の基本です。

 

このように、「分詞構文は副詞のカタマリ」と言えます。

 

 

分詞構文の作り方

 

分詞構文の作り方を公式的に書くと、以下となります。

■分詞構文への書き換え
【もともとの文章】
接続詞 S V1, S V2.

 

【分詞構文に書き換えた文章】
V1ing, S V2.

 

※V1とV2の時制が一致していることが条件

 

手順で言えば、「(1)接続詞を消す→(2)主語を消す→(3)動詞をing形にする」です。

 

もう一度、例文で確認してきましょう。

 

【もともとの文章】
If you study English har,, you can be a good speaker.

 

【分詞構文に書き換えた文章】
Studying English hard, you can be a good speaker.

 

「(1)接続詞を消す→(2)主語を消す→(3)動詞をing形にする」という手順で書き換えができることが確認できます。

 

上記の公式は、V1とV2の自制が同じ場合に限ります。

 

V1とV2の自制が異なる場合は、分詞構文の完了形を用いて表現します。

 

 

分詞構文で書き換えられる接続詞

 

分詞構文による書き換え可能な接続詞を紹介していきます。

 

■分詞構文による書き換え可能な接続詞

接続詞意味
with〜〜ながら
when〜〜とき
because〜〜なので
as〜〜なので
since〜〜なので
if〜〜ならば
though〜〜だけれども
and〜そして〜

 

 

前の文章とうしろの文章の主語が同じことが条件

 

ここまで、接続詞を分詞構文に書き換えることができると説明してきましたが、いかなる場合でも分詞構文に書き換えが可能なわけではなく、1つだけ条件があります。

 

それは、前の文章とうしろの文章の主語が同じ場合しか分詞構文にすることができないというものです。

 

これについて、再び例文で確認していきます。

 

If you study English hard, you can be a good speaker.

 

上の例文は、前の文章とうしろの文章、ともに主語が「you」で、同じ主語になっています。

 

このように主語が同じ場合のみ、以下のような分詞構文を用いた文章に書き換えることが可能です。

 

Studying English hard, you can be a good speaker.

 

上の2つの例文は意味はまったく同じであり、前とうしろの文章ともに主語が「you」ですよね。

 

前とうしろの主語が同じときだけ分詞構文にすることができる、このルールは忘れずに覚えておきましょう。

 

ここからの説明はちょっと難しい話になってしまうので、中級者以上の人のみが対象になります。

 

その前提で、以下、進めていきます。

 

 

分詞構文の5つのパターン

 

付帯状況を表す分詞構文

 

She is cleaning her room listening to music.
彼女は音楽を聴きながら部屋を掃除しています。

 

付帯状況とは「〜しながら」という2つの動作が同時に行われていることを言います。

 

この文章では「listening to music」が分詞構文に当たり、「音楽を聴きながら」という意味になっています。

 

分詞構文の中でもっとも使用頻度が高いのがこの付帯状況を表すパターンです。

 

ちなみに文末に分詞構文がくる場合、分詞構文の前に「,」を付けることもあります。

 

She is cleaning her room, listening to music.

 

接続詞でいうと、「with」が該当します。

 

原因や理由を表す分詞構文

 

Working out everyday, I'm in good shape.
毎日運動をしているので、体調がいいです。

 

この文章では「Working out everyday」が分詞構文で、体調がいい理由を表しています。

 

接続詞でいうと、「because、as、since」が該当します。

 

 

時を表す分詞構文

 

Cleaning my room, I found some old photos.
部屋を掃除しているとき、私は何枚かの古い写真を見つけました。

 

この例文では「Cleaning my room」が「部屋を掃除しているとき」という時を表しています。

 

接続詞でいうと、「when」が該当します。

 

 

動作の連続を表す分詞構文

 

Taking off her shoes, she entered the room.
靴を脱いで、彼女は部屋に入りました。

 

靴を脱ぐという動作があり、それに続き部屋に入るという動作がきています。

 

このように動作の連続も分詞構文を使って表現することができます。

 

接続詞でいうと、「and」が該当します。

 

 

条件を表す分詞構文

 

Using this machine, we can improve the efficiency more than 20%.
この機械を使えば、能率を20%以上上げることができます。

 

この文章では「Using this machine」が分詞構文で「この機械を使えば」という条件を表しています。

 

接続詞でいうと、「if、though」が該当します。

 

以上の5つのパターンが分詞構文の使い方になります。

 

 

過去分詞Vppの分詞構文

 

ここまで説明してきたのは、現在分詞Vingの分詞構文ですが、過去分詞Vppを用いる分詞構文もあります。

 

これについて、例文で確認していきます。

 

Written in simple words, this explanation is easy to understand.
簡単な言葉で記されているので、この説明は理解がしやすいです。

 

上記の例文は、過去分詞Vppとなっていますが、考え方は現在分詞の場合と同じです。

 

もともとの文章は以下です。

 

This explanation is written in simple words, it is easy to understand.

 

前の文章とうしろの文章の主語が同じという条件を満たし、かつ、「(1)接続詞を消す→(2)主語を消す→(3)動詞を過去分詞形Vppにする」という手順で書き換えることができます。

 

「簡単な言葉で記されているので」という訳のとおり、「〜される」という受動態の意味になります。

 

 

 

説明を聞くと複雑だと感じてしまう分詞構文ですが、実際は省略形なので、慣れれば使い勝手の良い表現です。

 

しかしながら、分詞構文は文章表現が主であり、話し言葉ではあまり使われていません。

 

そのため、日常英会話習得を目指すのならば、分詞構文を使わず、通常の接続詞を使った表現を覚えることをおすすめします。

 

受験や試験などのテストで狙われやすい文法と言えます。

 

また、さまざまな接続詞を含む文章が分詞構文に書き換え可能ということなので、分詞構文になっている文章の意味は、どの接続詞が省略されているのかという視点で、文脈から考えて意味を判断していく必要があります。

 

 

 

次の講義はコチラ:分詞構文の否定形の作り方

 

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