分詞構文の否定形の作り方
まずはこれだけ覚える!
分詞構文の否定形は、文頭に否定の「Not」をつけるだけ!
今回の講義では、分詞構文の否定形の作り方について説明してきます。
〜目次〜
分詞構文の否定形の作り方はすごく簡単で、文頭に否定の「Not」をつけるだけです。
文頭に「not」を置くことが多いので、「Not」というように大文字で書き出すようにしましょう。
以下の例文は分詞構文の否定形です。
Not studying hard, you can't pass this exam.
一生懸命勉強しなかったら、この試験をパスできません。
この文章を、接続詞を用いた文章に書き換えると、以下になります。
If you don't study hard, you can't pass this exam.
注意点としては、前の文章の主語とうしろの文章の主語が一致している場合のみ、分詞構文の否定形にできるということです。
前の文章の主語とうしろの文章の主語が一致していない場合は、分詞構文にすることができません。
公式的に分詞構文の否定形の作り方を表すと、以下となります。
■分詞構文の否定形への書き換え
【もともとの文章】
接続詞 S not V1, S V2.
【分詞構文に書き換え】
Not V1ing, S V2.
※V1とV2の時制が一致していることが条件
復習を含め、否定形ではない通常の分詞構文の文章を確認しておきましょう。
Studying hard, you can pass this exam.
一生懸命勉強すればこの試験をパスできます。
通常の分詞構文の文頭に「not」を置くことで、分詞構文の否定形となります。
「not」よりも強力な否定を表す「never」を用いても分詞構文の否定形を作ることができます。
以下はその例文です。
Never smoking, you can recover your health.
二度とタバコを吸わなければ、あなたは健康を取り戻すことができます。
「never」には「二度と〜ない」という意味があるので、「not」を用いた場合よりも、上の例文は強力な否定の意味を表しています。
否定語はその直後にくるものを否定するという働きがあるので、否定したい分詞構文の前に「not」か「never」を置くだけのことです。
注意点としては「not」の場合と同じで、文頭に「never」を置く場合は、忘れずに「Never」というように大文字で書き出すようにしましょう。
分詞構文の否定形はすごくシンプルで、「Not」を文頭に置くだけです。
ただし、通常の分詞構文と同様に、前の主語とうしろの主語が一致していることが条件です。
通常の分詞構文と同様に、分詞構文の否定形も文章でよく用いられる表現であり、会話ではあまり使用しないイメージです。
次の講義はコチラ:分詞構文の受動態の作り方
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