頻度を表す副詞のまとめ
「always」や「usually」、「often」などの頻度を表す副詞が英語には多数あります。
まずは「頻度」とは何かを確認しておきます。
頻度とは、物事が繰り返して起こる度合い・度数
辞書で調べると、頻度の意味はこのようになっています。
そして、私たちが日常英会話で使う馴染みのある頻度を表す副詞には以下のようなものがあります。
頻度を表す副詞
always
nearly always
usually
regularly
often
frequently
sometimes
occasionally
seldom
rarely
hardly ever
scarcely ever
never
not
まずはこれの意味と、その頻度を確認していきます。
頻度を表す副詞のパーセンテージと意味
【100%】
always・・・いつも
【90%】
nearly always・・・ほとんどいつも
【80%】
usually / regularly・・・たいてい
【60%】
often / frequently・・・しばし、よく
【50%】
sometimes・・・ときどき
【30%】
occasionally・・・たまに
【20%】
seldom / rarely・・・めったにない
【10%】
hardly ever / scarcely ever・・・ほとんど〜ない
【0%】
never / not・・・しない
頻度のパーセンテージの目安としては、以上のようになります。
このパーセンテージに従って、使い分けていく必要があります。
続いて、これらの頻度を表す副詞の語順についてです。
頻度を表す副詞の語順について、学校の授業では以下のように学んだのではないでしょうか。
- be動詞の後
- 助動詞の後
- 一般動詞の前
たしかに、文法のルールに従えばこれが正解なのかもしれません。
ですが、このように複雑に理解しようとすると、実際の会話で口からスムーズに出てこなくなってしまいます。
そこで、実際の会話でも瞬時に使えるようにするために、まずは以下のルールだけ覚えておけば大丈夫だと言いたいです。
それは、頻度を表す副詞は基本的に否定文の「not」の位置と同じと覚えておけば大丈夫ということです。
これなら簡単ですよね。
否定文の「not」の位置であれば中学一年生の授業で学んだことなので、多くの人がすでに理解していることだと思います。
「not」の位置について詳しく知りたい人は、以下のページの「否定文」の箇所で詳しく解説しているので、そちらを参照してみてください。
また、ここでは「usually / regularly」や「often / frequently」のように同じパーセンテージの頻度を表す副詞を複数挙げました。
これらを全て覚えておくことができるのであれば、もちろんそれに越したことはありません。
しかし、同じパーセンテージの頻度の副詞であれば、まずはじめはどちらか1つだけを覚えるようにしておきましょう。
覚えた1つの副詞のみをまずは使い込んで、感覚的に体に覚えさせることを優先し、余裕が出てからもう1つを覚えるという順番でOKです。
最初からすべてを覚えようとすると頭がパンクするだけだと、私は自身の経験で知っています。
まずは省エネ、省エネをしている間に上達し、余裕が出たらだんだんと知識を増やしていく。
これが確実に英語を習得するコツです。
次は、allow、forgive、permitなど「許す」の意味の違いについて説明をしていきます。
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