一般動詞とは
まずはこれだけ覚える!
一般動詞はbe動詞以外の動詞!
「動作、状態、性質」を表す!
〜目次〜
一般動詞とは
一般動詞とは、前回の講義で説明したbe動詞以外の、普通の動詞のことを言います。
be動詞は「〜である、〜にいる、〜にある、存在する」という意味を持ち、形式上、文章中に存在するだけの動詞でした。
I am Eita.
私は英太です。(私は英太である。)
この例文のbe動詞は「am」で、主語「I」=説明語句「Eita」をつなげています。
このように主語と説明語句をつなげるだけで、be動詞の「am」自体に特に意味はありません。
be動詞に対して、一般動詞は、「動作、状態、性質」などを表す動詞で、文章中に強く意味付けをする役割をしています。
I ( ) English.
上の例文では、動詞に当たる部分を空欄にしましたが、この空欄にどんな動詞がくるかによって文章の意味はまったく変わってきます。
I like English.
私は英語が好きです。
I study English.
私は英語を勉強します。
I speak English.
私は英語を話します。
このように、一般動詞によって文章の意味がまったく変わることからも分かるとおり、一般動詞は重要な役割をしていると言うことができます。
形式上存在し、実質的な意味を持たないbe動詞に対し、一般動詞は実質的な意味を伴った動詞です。
be動詞は「is、am、are」しかありませんが、一般動詞は色々な意味を表現するために無数に存在します。
私たちが単語帳で一生懸命暗記をしたもの一般動詞です。
一般動詞の唯一の注意点
一般動詞で注意する点は、三単現のSを付ける場合があるということです。
主語が三人称単数、かつ、現在形の文章の場合は、一般動詞を活用し、語尾に「s(es)」を付けます。
He plays the guitar.
彼はギターを演奏します。
She goes to the restaurant.
彼女はレストランに行きます。
上記のように、主語によって一般動詞に三単現のSを付加する必要があります。
三単現のS、三人称などについてはコチラの講義で詳しく説明しているので、理解を深めたい場合は確認してみてください。
また、be動詞と同様に、一般動詞も時制の影響を受けて変化をします。
これについても後の講義で詳しく説明していきますが、過去形であれば「一般動詞+ed」という形をとったり、現在完了形であれば「have+一般動詞の過去分詞形」という形をとったりと、変形します。
このような理由から、be動詞よりも扱いが難しいのが一般動詞です。
一般動詞を使った否定文の作り方
動詞の前に「do not(don’t)」を置きます。
I don't like fish.
私は魚が好きではありません。
主語が三人称単数の場合は、動詞の前に「does not(doesn’t)」を置いて動詞を原形にします。
He doesn't know that.
彼はそれを知りません。
本来は「knows」というように一般動詞の「know」に付いていた三単現のSが、前に出て「do not」に付いて「does not」になったイメージです。
一般動詞を使った疑問文の作り方
Doを文頭に置いて文末に「?」を付けます。
Do you play soccer?
サッカーをしますか?
主語が三人称単数の場合は「Does」を文頭に置いて文末に「?」を付け、動詞を原形に戻します。
Does Mike speak Japanese?
マイクは日本語を話しますか?
※「◯◯語を話せますか?」と尋ねる場合は、助動詞の「can」を使うのは一般的ではありません。
一般動詞について注意すべき点は、三人称単数の場合、一般動詞に三単現のSが付くということです。
細かいことですが、「s(es)」を忘れることは文法上不正解となります。
間違いなので、大学受験や英検の2次試験の面接などでは減点の対象になってしまいます。
しかしながら、実際の会話では三単現のSを言い忘れても通じないということはまずありません。
それゆえに、それほど神経質にならなくてもよいと私は考えています。
繰り返し何度も三単現のSを付け忘れると、教養がない人に思われてしまうリスクはあるので、仕事で英語を使う人は注意をしましょう。
次からは、誰もが必ず頭を悩ます他動詞と自動詞について説明をしていきます。
まずは他動詞からです。
次の講義はコチラ:他動詞とは
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