UDA式フルセットの口コミと評価
教材名
UDA式フルセット
価格
UDA式フルセット 26,464円 ※(1)+(2)+(3)+(4)
(1)UDA式30音トレーニング 8,424円
(2)UDA式発音PRO 10,079円
(3)UDA式聞きトレ 3,908円
(4)UDA式30音英語リズム 6,994円
まとめて購入するとセット価格で安く買えます。
送料無料・消費税込
返品保証なし
中身
(1)DVD2枚 77分と97分
(2)PCでの発音学習用ソフト
(3)PCでのリスニング学習用ソフト
(4)DVD2枚 43分と83分 テキスト1冊155ページ
対象レベル
初〜上級者
英語の正しい発音が曖昧な人は現状のレベルに関係なく学んでおいた方が良いと思います。
期待できる効果
正確な発音が身につく
英語を正確に聞き分ける力が身につく
流暢な会話リズムが身につく
良いところ
総合的に発音の学習ができる
残念なところ
良い内容ではあるが、おすすめ発音教材ランキング1位のネイティブスピークの口の中の動きをCG動画で見るという方法には劣る
PCソフトなので使い方を覚える必要がある
私の体験結果による口コミと評価
かつては発音と言えばUDA式フルセットで間違いありませんでした。
しかし、ネイティブスピークの登場でその存在は今では薄くなってしまったと感じます。
教材としては良い内容ですが、やはりネイティブスピークのCG動画でネイティブスピーカーの口の中を見るという方法には勝つことができません。
正しい発音を理解するまでの時間と分かりやすさで劣ってしまう、両方を使用してきた私は痛切にこう感じます。
(1)UDA式30音トレーニング
UDA式30音トレーニングでは英語の発音でこれだけは絶対に必要という子音23、母音7の合計30音をマスターすることができます。
方法はDVDを見て説明に従って発音するだけです。
良い例と悪い例を両方知ることができるのでその違いが分かりやすい
カタカナ発音の特徴と直し方が分かる
発声のポイントが分かる
複数の国籍のスピーカーの発音を聞くことができる
正確な発音ができているかチェックする方法を知ることができる
以上のように発音について細かく学んでいくことができます。
たしかに、これだけのメニューをしっかりとこなせば正しい発音が分かるようになります。
そして、DVDの中では事細かに解説もされています。
当初は解説が多く、「なるほど」と思って学習をしていたのですが、ネイティブスピークを使ってから感じたことは、動画でもっと分かりやすく伝えることができればこれほどの解説は必要ないということです。
UDA式は基本的に正面から撮影をした動画のみなので、解説を軸に学習者に理解してもらう必要があります。
つまりは、映像よりも言葉を頼りに発音を学ばなければならないという意味です。
しかし、ネイティブスピークのように口の中の動きを見ることができれば、これほどの解説は必要がないと感じました。
解説は分かりやすいが、口の中の動きを見ることができればもっと分かりやすい、これが私が感じたことです。
UDA式30音トレーニングでは、アメリカ人だけでなくイギリス人やカナダ人の英語の発音についても学ぶことができますが、ネイティブスピークはアメリカ英語の発音についてしか学ぶことができないという違いがあります。
日本人が習う英語はアメリカ英語ですが、もしあなたが、イギリス人やカナダ人の発音も学びたいのならUDA式30音トレーニングが役に立ちます。
(2)UDA式発音PRO
このUDA式発音PROはUDA式30音トレーニングのパコソン用ソフト版と考えてください。
あなたがDVDを見ながら学習をするのが好きであればUDA式30音トレーニングを、パソコンに向かって学習するのが好きであればUDA式発音PROを使ってください。
UDA式発音PROではソフトをパソコンにインストールして使います。
学習方法は画面に従って操作をしていくだけです。
UDA式30音トレーニングと同様に、画面上でネイティブの実際の口の動きを見ながら学習することができます。
選択形式なので、自分が理解できていない音に絞って学習をすることができます。
この点については先ほど紹介をしたDVD版のUDA式30音トレーニングと違い、学習したい音をすぐに選択できるので便利だと感じました。
(3)UDA式聞きトレ
UDA式聞きトレは英語の音を正確に聞き取れるようになるための教材です。
つまりは英語の正しい音を理解することが目的です。
UDA式30音トレーニングやUDA式発音PROで正しい発音を身につけて、それとセットでこのUDA式聞きトレを使用することで効果が高くなります。
私が考えるこのUDA式聞きトレの一番の良いところはディクテーション機能です。
(ディクテーションとは英語を聞き、その英語を紙に書き出していく作業)
私が失敗英語教材ランキングで挙げた30日間英語脳育成プログラムもディクテーションを推奨しているのですが、方法は自分でディクテーションをするというものです。
このUDA式聞きトレでは音声を聞いて、キーボードでそれに合う英語を入力するという方法なのでノートやペンも不要で、瞬時に正解かどうかが分かるので自分で答え合わせをする必要がありません。
この方法でディクテーションができる英語教材は私の知る限り他にはないのでとても便利です。
また、正確な聞き取りが難しい音を比較しながら学習することもできます。
「hot」と「hat」、「long」と「wrong」などに代表される紛らわしい音はそれを単品で聞いても理解することは難しいです。
ですが、このUDA式聞きトレでは紛らわしい発音を交互に聞き、比較しながら覚えることができます。
ネイティブの口の動きを動画で見ながら学習できるので理解もしやすいです。
さらには超スローモーションで口の動きを確認することもできます。
ここまでやれば聞き分けが難しい単語も聞き取れるようになってきます。
特に「R」と「L」など、日本人が苦手とされる音に対して聞き分けに自信がない人にはとても便利な教材だと感じました。
学習の記録をつけること、苦手な音を登録することもでき使い勝手も良いです。
ただし、パソコン用ソフトなのでDVDと比較すると操作手順を覚える必要があるという弱点があります。
(4)UDA式30音英語リズム
UDA式30音英語リズムはネイティブのように流暢なスピーキングを身につけるためのDVD教材です。
学習方法はDVDに従って進めていくだけです。
内容としては、
音の強弱
音の長短
音の高低
以上3つのポイントを学習することで会話のリズムを良くしようというものです。
画面上にリズムカーブが表示されるのでネイティブの発音とリズムを聞いた上でリズムカーブに合わせて声を出すという練習を繰り返します。
特に重要だと私が感じたのは音の強弱で、音の強弱のパターンを覚えるだけで外国人っぽい発音になります。
UDA式30音トレーニングやUDA式発音PROで正しい発音を身につけた上でこのUDA式30音英語リズムで会話のリズムを学習すればネイティブに近いスピーキングの力を手に入れることができます。
ただし、「正しい発音ができる」ことが前提になっている内容なのでこの点は注意をしてください。
正しい発音ができるという前提と同時に、英語のリズムについての学習は、初心者がはじめに必要となるスキルというわけではなく、英語の上級者がさらに流暢な英語を話すために学ぶものだと感じます。
ですので、このUDA式30音英語リズムは上級者用の教材だと言えます。
以上4つの教材がセットになったUDA式は英会話でも英文法でもなく、英語の正確な音に重点を置いた教材です。
発音を中心に英語の五感を使うスキルについて、基礎をしっかりと学べる教材なので、まさに「フルセット」という名前にふさわしいとも感じました。
教材のクオリティとしては高いのですが、やはり過去の学習方法といったイメージです。
昔は何度も繰り返し見てお世話になったものの、ネイティブスピークが発売されてからはまったく使わなくなってしまいました。
ネイティブスピーカーの口の中の動きを見れるネイティブスピークの方が理解しやすく金額も安いため、私はネイティブスピークをおすすめしています。