UDA式フルセットの内容を大暴露

UDA式フルセット

UDA式30音英語リズムの内容

UDA式30音英語リズムは、英語の聞き取り強化となめらかな英語が話せるようになるための教材です。

 

学習の方法論として、まずはなぜ日本人が英語の聞き取りができないのかということからはじまります。

 

英語の音を理解していないからや、英語のスピードについていけないからということを理由に挙げ、それに対する練習をする教材が主流です。

 

しかし、このUDA式30音英語リズムでは別の理由にフォーカスをして練習をしていきます。

 

その理由は、英語の発音の強弱とリズムです。

 

英語では文章中で弱く発音するものがあり、日本人はこのような弱く発音する音が聞き取れないとの主張です。

 

そして、弱く発音するものを意識し、そのスピードとパターンを理解することで英語を聞き取れるようにしようというコンセプトです。

 

私の意見として、たしかにリスニングの要素として強弱やリズムに注意することは大切だと思います。

 

しかし、やはり、英語の音とスピードよりもこれらの重要度は高くはありません。

 

ですので、すでに英語の音とスピードに十分に対応できる人がさらなる高みを目指してするべき練習だと言えます。

 

具体的な練習法として、リズムカーブ(下の写真)というものを見ながらそれに合わせて英文を聞く練習と読む練習をします。

 

このリズムカーブを見ながら音の強弱やリズムを理解することで聞き取りを強化していきます。

 

また、リズムカーブを見ながら音読をしていくことでネイティブスピーカーのような流暢なスピーキングを身につけることも可能です。

 

リズムに特化した教材は私が知る限りでは他にないので、珍しい教材と言えます。

 

UDA式のテキスト

 

発音の学習

UDA式30音トレーニングはDVDで、UDA式発音PROはパソコン用ソフトで発音を学習していきます。

 

その違いはDVDで学習するかパソコンで学習するかです。

 

ともに内容は同じようなもので、ネイティブスピーカーが発音する様子を動画で正面から見ることができます。

 

また、スローモーションで見たり、日本人の発音と比較をしながら見たりという機能もついています。

 

発音のポイントや具体的な口の開け方を音声で聞いて理解し学習していくという方法です。

 

私はこの方法に少し伝わりづらさがあると思っています。

 

ネイティブスピーカーの口元の動きを見て、その動きを音声解説で補っていくという方法なので、ネイティブスピーカーの口元の動きがどう見えるかは人によって異なると感じたからです。

 

つまりは、学び手によって理解度に差が出る可能性が否定できないということです。

 

やはり微妙な口の開け方や舌の動かし方は正面から撮影をした動画で伝えることは難しいと思います。

 

やることはこの指示に従って実際に発音をしてみるということです。

 

基本的に映像での学習になりますので、テキストはありません。

 

長所としては、登場するスピーカーがたくさんいるので、国籍や性別など様々な人の英語の発音が聞けることです。

 

このように担当するスピーカーの数を増やすことはコスト高につながるものなので、多くの教材は1〜2人のスピーカーに限定されていることが多いです。

 

少人数のスピーカーに絞った方が、英語の音に慣れる効果が期待できますが、発音の学習となれば大人数の英語を聞けることはメリットだと感じます。

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