How have you been?についての解説
How have you been?
【日本語訳】今までどんな感じでしたか?
【使い方とニュアンスの解説】
「How are you?」を使うときと同じような場面で、「How have you been?」という表現もアメリカ人ネイティブスピーカーはよく使っています。
「How have you been?」は「How are you?」と似ていますが、現在完了形になっていることからも推測できるとおり、友達や知り合いに久し振りに会ったときに使う表現になります。
繰り返しになりますが、覚えるべきポイントは「久しぶりに会ったときに使う」ということです。
初対面の人に対して使う表現ではありません。
日本語に訳すと「(最後に会った日から)今まであなたはどうしていましたか?どんな感じでしたか?」と言う意味になり、この質問に対して「I've been good.」や「I've been okay.」など、今までどんな状態だったかについて返事をするのが一般的です。
「I've been good.」や「I've been okay.」も現在完了形になっていることからも分かるとおり、最後に会った日からこれまでの期間がどうだったかを表しています。
また、「How have you been?」は相手の情報を聞きたいときだけではなく、相手の家族や友達の情報を聞きたいときにも使うことができます。
主語に応じて「have」を「has」に変えて、
How has Tom been?
トムはどうですか?
How has your husband been?
旦那さんはどうされてますか?
などのような質問をすることも可能です。
「How have you been?」は、ニュアンスとしてとても丁寧な言い方なので誰にでも使える表現です。
アメリカ人ネイティブスピーカーの会話の中では、「have」を抜いて「How you been?」とだけ言う人もいます。
この言い方はよく耳にしますが、見てのとおり、文法的には間違っています。
友達同士であれば使ってもかまいませんが、目上の人に使うと失礼になるので注意が必要です。