have got to 〜の解説
have got to 〜(gotta 〜)
【日本語訳】〜をしなければならい
【使い方とニュアンスの解説】
「〜をしなければならい」という意味を英語で表現したい時、「have to 〜」または「must 〜」を使うと中学の英語の授業などでは学習してきました。
この場合、「I have to do my homework.」または「I must do my homework.」のどちらの表現を使用しても「私は宿題をしなければなりません。」という意味になると多くの人が認識をしています。
意味を文章で書いてしまうと同じ文字の並びになってしまう「have to 〜」と「must 〜」ですが、実はネイティブスピーカーが感じているニュアンスはちょっと違います。
「must 〜」については「have to 〜」よりも強制力が強く、「拒否できない」というニュアンスがあります。
また言葉として古い感じもあるので、実際のネイティブスピーカーの会話では「have to 〜」の方がよく使われています。
そして、この「have to 〜」と同様にネイティブスピーカーがよく使う表現が今回紹介する「have got to 〜」という言い方です。
この表現はアメリカに行けば本当によく耳にします。
「have got to 〜」は日本の英語の授業で取り上げられることは滅多にありませんが、実際の会話では多くの人が使っています。
I've got to do my homework.
私は宿題をしなければなりません。
というように使うのが基本なのですが、これは丁寧な言い方です。
実際のところ、多くの人(特に若者)は「have」を省略してさらに「got to」を短縮して「I gotta 〜」というように使っています。
この発音を無理にカタカナでそれっぽく表せば「アイガッタ」となります。
I can't go out right now, because I gotta clean my room.
自分部屋を片付けなければならないので、私は今すぐに出掛けられません。
このように使います。
ただし、主語に「I」や「we」、「you」、「they」を使う場合は「have」を抜いても構いませんが、主語が「he」や「she」、「it」の場合は「has」を抜いて使うことはできません。
「he's(he has) gotta 〜.」や「she's(she has) gotta 〜.」、「it's(it has) gotta 〜.」と言わなければなりません。
「have got to 〜」は丁寧なニュアンスがあるので誰にでもに使えますが、「have」を省略した「I gotta 〜」は丁寧なニュアンスはありませんので目上の人に使わないようにしましょう。