give 〜 a tryの解説
give 〜 a try
【日本語訳】〜を試す、〜をやってみる
【使い方とニュアンスの解説】
「〜を試す」または「〜をやってみる」を表す英単語は「try」です。
何かを人に勧めたい時に、
Why don't you try some sushi?
寿司を試したらどうすか?
You should try learning French.
フランス語を学ぶことに挑戦するべきです。
というような表現を使いますが、今回はネイティブスピーカーが使うもう1つの勧め方を解説していきます。
「try 〜」と言う代わりに「give 〜 a try」という表現もよく使います。
「Why don't you try playing basketball?」と「Why don't you give playing basketball a try?」の意味は全く一緒で、「あなたはバスケットボールを試したらどうですか?」という意味になります。
「give 〜 a try」を直訳すると「〜に試しをあげる」という意味になりますが、先ほど説明したように「〜を試す」や「〜をやってみる」という意味になります。
「try 〜」と「give 〜 a try」は、勧める時だけではなく「〜を試すつもりです」や「〜をやってみるつもりです」と言いたい時にも使えます。
I'm going to try cooking Japanese food.
I'm going to give cooking Japanese food a try.
このような使い方もできます。
意味はともに「日本食の調理を試すつもりです。」となります。
また、相手が何かに挑戦しようかどうか悩んでいるときに、
Give it a try!
やってみなよ!
という表現もよく使います。
「try 〜」も「give 〜 a try」も、ともにどんなシーンでも使われる表現であり、これら自体に丁寧なニュアンスかそうでないかということはありません。
命令文でこれらを用いればフランクな表現になりますし、「I would like to 〜」や「May I 〜」などのように丁寧な表現とともに用いればビジネスなどで使える丁寧さを持った表現になります。
このように、これらの単語をどのような表現とともに用いるかでフランクさを出したり、丁寧さを出したりということになります。