chanceとopportunityの違い

「好機」「機会」という意味を持つ2つの単語、「chance」と「opportunity」の違いを明確にしていきます。

 

ともに頻出する単語で、同じような意味として使われがちなのですが、これら2つの単語に含まれるニュアンスは異なります。

 

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chanceが表す意味とは

 

この「chance」に含まれるニュアンスは、「偶然の好機」という偶然性です。

 

語源としてラテン語の「cadens(偶然に倒れること)」の「偶然」という意味に由来しているそうです。

 

つまり、努力をして自分の手で引き寄せた好機なのではなく、棚からぼた餅のように偶然手にした好機という意味になります。

 

opportunityが表す意味とは

 

この「opportunity」に含まれるニュアンスは、「自分で引き寄せた好機」という必然性です。

 

そして、自分の努力しだいでどのような結果にもすることができるという意味を含んでいます。

 

 

簡単に言ってしまえば、努力のありなしだと感じます。

 

日本人はいずれの場合も「チャンス」という和製英語を使用しているので、英語になったときにこれら2つの使い分けができていない人がとても多いです。

 

英語ではニュアンスが異なるため、理解してちゃんと使い分けるようにしましょう。

 

ここからはちょっと余談になります。

 

私は、人から「運がいいね」と言われることがあります。

 

たしかに、私は運がいいという自覚症状があります。

 

しかし、この言葉があまり好きではありません。

 

運というのは2種類あると思っています。

 

ラッキーパンチのような偶然の運と、自分で引き寄せた運です。

 

私は後者の自分の努力と積極性によって、自ら引き寄せた運の方が圧倒的に多いと思っています。

 

ですので、その努力の部分を見ずに、表面だけを見て、そう言われると微妙な思いになります。

 

身の回りに運がいいと思う人がいたら、その人は偶然で引き寄せた運が多いのか、それとも自分で運を引き寄せているのかを見てみましょう。

 

きっと運がいい人は努力なり社交性なりで自分で運を引き寄せていることに気がつくはずです。

 

ですので、私たちが望むべきものは「chance」ではなく「opportunity」だと言えます。

 

「opportunity」を作る中で、神様が味方をしてくれるようになり、「chance」も増えてくるのだと信じています。

 

 

 

次は、「〜へ行く」という意味の「go to」と「get to」の違いについて解説をしています。

 

go toとget toの違い

 

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