angryの正しい使い方

今回は「angry」という単語の正しい使い方について説明をしていきます。

 

「anger(怒り)」という名詞の形容詞形に当たるのが「angry」です。

 

単独では「怒った」という意味を持ちます。

 

しかし、実際によく使う形としては以下の3つがメインになります。

 

be angry at〜
get angry at〜
be angry about〜(get angry about〜)

 

それぞれの違いについて説明をしていきます。

 

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be angry at〜

 

この「be angry at〜」は状態動詞であり、怒っているという状態を表します。

 

つまり、すでに何か怒るだけの理由があり、怒っている状態を表したいときに使う表現というわけです。

 

訳としては「〜に怒っている」となり、状態動詞特有の現在形ながら現在進行形の意味を持ちます。

 

 

get angry at〜

 

この「get angry at〜」は動作動詞であり、今まさに怒る瞬間、怒ったところという動作を表します。

 

「be angry at〜」とは違い、怒る瞬間を表現したいときに使います。

 

訳としては「〜に怒る」となります。

 

 

be angry about〜(get angry about〜)

 

「be angry at〜」と「get angry at〜」は「〜」の部分に入ることができる目的語は「人」に限られます。

 

それに対して、「be angry about〜」と「get angry about〜」は「〜」の部分に入る目的語は「物」か「事」に限られます。

 

違いは目的語に入ることができる単語だけであり、意味としては「be angry at〜」と「get angry at〜」と同じになります。

 

 

以上、厳密に使い分けるとなると、これらのルールに従う必要があります。

 

また、「be angry at〜」と「get angry at〜」は「at」の代わりに「with」を使うこともできます。

 

しかし、私の経験では「with」を使う人は少数派だと感じます。

 

 

 

次も、もう1つ、状態動詞と動作動詞の復習を含めて、「conscious」という単語の用法について説明をしていきます。

 

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