consciousの2つの使い方

「気付いている」という意味の「conscious」の用法について、「be conscious of」と「become conscious of」の違いを中心にここでは説明をしています。

 

この「conscious」はもっぱら「be conscious of」と「become conscious of」という形で使われます。

 

I am conscious of〜
〜に気付いている

 

I become conscious of〜
〜に気付く

 

これらの意味が正確となります。

 

違いとしては、「be conscious of」は「〜に気付いている」という状態を表します。

 

詳しく言えば、以前に気が付いて今もなお気が付いているという継続的かつ現在進行形的な意味を持ちます。

 

続いて、「become conscious of」についてです。

 

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こちらは、「気付く」という意味からも分かるように、「become conscious of」は今まさに気付いたという動作を表す場合に使います。

 

違いとしては以上です。

 

よく「I want to be a doctor.」と言ったりしますが、この一文の不定詞に「be」が使われるのも理由は同じです。

 

「I want to become a doctor.」という表現が聞き慣れないのは、この用法が意味的に間違いだからです。

 

このように「I want to become a doctor.」と言ってしまうと、「医者になるのは一瞬」というニュアンスになってしまいます。

 

つまりは「一度だけでも医者になれればいい」という意味です。

 

それに対して、「I want to be a doctor.」と言えば、医者になり、医者としてその後も生活をしていくことを意味します。

 

「be」には状態を表すニュアンスがあり、「become」には動作を表すニュアンスがある、この違いを押さえておきましょう。

 

 

 

続いては、クレームという意味を持つ「complaint」についての解説をしていきます。

 

complaintの用法について

 

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