alternateとalternativeの違い

今回は似た綴りで意味も似ている紛らわしい形容詞の「alternate」と「alternative」の違いについて説明をしていきます。

 

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alternate

 

「alternate」は、「交互の〜、1つおきの〜」という意味の形容詞です。

 

You have to take this medicine on alternate days.
1日おきにこの薬を服用しなければなりません。

 

このように使われます。

 

また、「alternate」は動詞としても使用することができ、「alternate with A」で「Aと交互に起こる」という意味や、「alternate A with B」で「AとBを交互にする」という意味もあります。

 

注意点は、動詞として「alternate」を使うときと、形容詞として「alternate」を使うときで、発音のアクセントが異なるということです。

 

【動詞】
alternate

 

【形容詞】
alternateもしくはalternate

 

発音記号で表すことができませんが、赤の太字で記した位置を強く発音します。

 

余談ですが、私たちが自宅などで使用しているコンセントはいわゆるAC(交流電流)と言われ、これは「AC=Alternating Current」の略で「交互の電流」というわけです。(alternateを形容詞ではなく動詞とし、その動名詞形なのでalternating)

 

alternative

 

「alternative」は、「二者択一の〜、もう一方の〜」という意味の形容詞で、たしかに「alternate」とは意味が異なります。

 

You have the alternative courses of a try or not.
あなたは挑戦するかしないか二者択一の道があります。

 

しかし、ここで1つ注意をしなければならないことがあります。

 

それは「alternate」も「alternative」もともに「代わりの〜」という意味を持つということです。

 

※この意味では「alternative」の方が主流です。

 

このせいで多くの人が「alternate」と「alternative」を同じように使ってしまっているのではないでしょうか。

 

たしかに「代わりの〜」という意味では同じですが、その他の意味は異なります。

 

方法としては丸暗記(私は丸暗記しています)しかないのですが、ちゃんと区別して覚えておきましょう。

 

しかし、実際にはネイティブスピーカーであっても教育水準によってはこれら2つの単語を使い分けることができていない人がいました。

 

ですので、こう考えるとわれわれノンネイティブが過剰に意識して使い分ける必要はないのかとも思います。

 

 

 

次は、温度を表す単位について覚えておくと便利なことを紹介していきます。

 

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