セ氏Celsiusとカ氏Fahrenheightとは?
今回は温度を表す単位であるセ氏(Celsius)とカ氏(Fahrenheight)についてまとめてみました。
「現在アメリカは猛暑です」とニュースで報道されていて、その映像を見ると街角の温度計が「100度」を示しています。
「100度って人が死んじゃうでしょ!」と思うかもしれませんが、これは実際には37度そこそこなのです。
このようにアメリカと日本では温度を表す単位が異なります。
日本ではセ氏(Celsius)という単位で温度が表されます。
無理やりカタカナで発音を表せば「セルシウス」です。
「centigrade」もセ氏を意味しますが、「Celsius」の方が一般的です。
一方、アメリカではカ氏(Fahrenheight)という単位で温度が表されます。
無理やりカタカナで発音を表せば「フォウレンハイト」です。
そしてちょっと複雑な式になるのですが、セ氏とカ氏の換算式があります。
セ氏とカ氏の換算式
カ氏=1.8×セ氏+32
セ氏=(カ氏-32)÷1.8
この公式に数字を当てはめることでセ氏→カ氏、カ氏→セ氏へと変換できます。
なぜこのような単位の違いができてしまったのかということについてはwikipediaを参照ください。
ちなみにカ氏を使う国は世界の中でアメリカだけのようです。
他の国は日本と同じくセ氏を使っているようです。
なぜアメリカだけ?と不思議に思ったのですが、他にもこのような事例があります。
feet(フィート)という単位を聞いたことはありませんか?
日本人が使わないfeetという単位は0.3048メートルで、これもアメリカ人が使っている単位です。
実際、長さを表す単位はSI単位系という規格があり、長さは「m(メートル)」で表すと決まっているのにアメリカではfeetも使われています。
このように規格化されているのにも関わらず、アメリカ人だけはもともとあった単位を使い続けているようです。
こんなことってアメリカじゃなきゃ許されないと私は思います。
日本や他の国が世界で決められたルールを守らずに自国の生活の慣習を続けていれば必ず批判を受けたり何か不都合なことが起きて、世界で決められた規格へと変わっていくと思います。
しかし、そうはならないのがアメリカ、さすが世界の中心という感じです。
影響力がある国ゆえに自国のルールを変えずにいられるのではないのでしょうか。
話を戻しますが、セ氏とカ氏の換算式を覚えていちいち計算するというのも手間なので、セ氏20度=カ氏68度、セ氏30度=カ氏86度、このあたりの数字を覚えておくとアメリカへの旅行や出張の際に役に立ちます。
偶然にも68とそれを逆にした86なので覚えやすいですよね。
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