現在完了進行形とは
まずはこれだけ覚える!
現在完了進行形は、現在完了形と現在進行形が合体したもの!
「have+been+Ving」という形が現在完了進行形!
「〜し続いている」という継続の意味を持つ!
〜目次〜
現在完了進行形とは
現在完了進行形とは、過去のとある時点から現在まで続いてきた動作や出来事を表す時制表現です。
その名のとおり、現在完了形と現在進行形が合わさったものと考えることができます。
そして、その両方のニュアンスを持った意味になります。
現在完了形は、過去のとある時点から現在に続く動作や状態などを表すときに使う表現です。
現在進行形は、今まさにその動作をしているという様子を表すときに使う表現です。
この2つが合わさった現在完了進行形は、「今まさにしているその動作が過去のとある時点から現在に続いている」という意味を表します。
現在完了進行形の作り方
現在完了形は「have+Vpp」という形を取ります。
現在進行形は「be動詞+Ving」という形を取ります。
この2つを合わせた現在完了進行形は「have+been+Ving」という形になります。
I have been reading books for three hours.
私は読書を3時間し続けています。
このように「〜し続けている」という意味になります。
現在完了進行形は継続の動作を表す場合に使われます。
現在完了形のように「経験」や「完了」の意味としては使われません。
また、動作が少し前まで進行中であった場合も現在完了進行形で表現します。
I have been waiting for this news for a long time.
私はこのニュースを長い間待ち続けていたんです。
上記の例文では、「待つ」という動作は現在終わっているのですが、このように動作が少し前まで進行中であった場合も現在完了進行形を用いて表現します。
過去完了進行形の作り方
過去完了進行形は、現在完了形進行形の「have」を「had」にすることで作ることができます。
I had been reading books for three hours.
私は読書を3時間し続けていました。
このように、意味としては現在完了進行形よりも時制が1つ古くなります。
未来完了進行形の作り方
現在完了進行形に対して、未来の時制を表す助動詞の「will」を付け加えることで未来完了進行形を作ることができます。
By the time I can speak English, I will have been studying English for three years.
私が英語が話せるようになるときまでに私は3年間英語の勉強を続けているでしょう。
このように、意味としては現在完了進行形よりも時制が1つ新しくなります。
現在完了進行形の否定文の作り方
否定文の作り方の考え方はいつもと同じでとてもシンプルです。
否定文は「have」の後ろに「not」を置くだけです。
I haven't been reading books for three hours.
私は読書を3時間し続けていません。
過去完了進行形であれば「had not」または「hadn't」、未来完了進行形であれば「will have not」となります。
※「will haven't」という形を私は見た記憶がありません。
現在完了進行形の疑問文の作り方
現在完了進行形の疑問文は文頭に「Have」がきて文末に「?」を付けます。
Have you been reading books for three hours?
あなたは読書を3時間し続けていますか?
【過去完了進行形】
Had you been reading books for three hours?
あなたは読書を3時間し続けていましたか?
【未来完了進行形】
By the time you can speak English, will you have been studying English for three years?
あなたが英語が話せるようになるときまでにあなたは3年間英語の勉強を続けているでしょうか?
現在完了進行形ってよく使うものなの?
現在完了進行形は会話の中でよく使われます。
上で出した例文に戻ってこれについて確認してみることにします。
I have been waiting for this news for a long time.
私はこのニュースを長い間待ち続けていたんです。
この例文の日本語訳を見るだけで感じられるかと思いますが、「〜し続けてきたんです」という意味であり、普段の会話の中で口にするような言葉です。
このように現在完了進行形は、継続してきた動作を強調する意味を持つため、それによって起こった感情などと結びついてよく使われます。
受験などの試験でのみ問われて、日常の会話ではほとんど使わないという文法知識ではないので、しっかりと理解して使えるようにしておきましょう。
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