第2文型SVCとは
まずはこれだけ覚える!
第2文型はSVC!
「S=C」の関係が成立し、「SはCである」「SはCになる」という意味を持つ!
〜目次〜
第2文型とは
第2文型は、SVCの形を取り、「SはCである」「SはCになる」という意味を持ちます。
S(subject)=主語
V(verb)=述語(動詞)
C(complement)=補語(名詞または形容詞)
SVのみで終わり、単なる動作を表す第1文型に対して、Cが必要になり、「SはCである」「SはCになる」という意味を持つのが第2文型です。
第2文型について例文を用いて解説していきます。
第2文型SVCのCは、以下の例文のように名詞または形容詞となります。
He is a student.
彼は学生です。
(C=名詞のバージョン)
She remains neutral.
彼女は中立のままです。
(C=形容詞のバージョン)
この2つの例文の意味を考えると、「He=a student」、「She=neutral」という関係が成立しています。
このように、第2文型では「S=C」の関係が成立します。
これが第2文型の特徴です。
単なる動作を表した第1文型に対して、「SはCである」「SはCになる」というように単なる状態を表すのが第2文型です。
第2文型で用いられる動詞
第2文型SVCは「SはCである」「SはCになる」という意味を持つため、この意味にそった動詞のみが使われます。
そして、第2文型で使われる動詞は以下の4種類に分類されます。
- 状態を表す動詞「〜である」
- 状態の変化を表す動詞「〜になる」
- 外見を表す動詞「〜に見える」
- 知覚動詞「〜に感じる」
これらについて、順番に説明していきます。
状態を表す動詞「〜である」
be
lie
keep
continue
stay
remain
hold など
I am Ken.
私はケンです。
He stays young.
彼は若いままです。
日本語として適切な訳を記述しましたが、「私はケンである」「彼は若いままである」との意味のとおり、上記は「〜である」という状態を表す動詞になります。
「I=Ken」「He=young」というように「S=C」の関係が成立しています。
状態の変化を表す動詞「〜になる」
become
get
grow
make
come
turn
go
run など
He became a doctor.
彼は医者になりました。
We are getting older day by day.
私たちは日に日に年をとっていきます。
「医者になる」「年配者になる」という意味のとおり、これらは「〜になる」という状態の変化を表す動詞です。
「He=a doctor」「We=older」というように「S=C」の関係が成立しています。
外見を表す動詞「〜に見える」
look
seem
appear など
It looks beautiful.
それは美しく見えます。
My boss seemed surprised by my behavior.
上司は私の行いに驚いたようでした。
「美しく見える」「驚いたように見える」という意味のとおり、これらは「〜に見える」という外見を表す動詞です。
「It=beautiful」「My bosse=surprised」というように「S=C」の関係が成立しています。
知覚動詞「〜に感じる」
sound
feel
taste
smell など
This vacuum cleaner sounds noisy.
この掃除機はうるさく聞こえます。
I feel bad.
私は気分が悪いです。
「うるさく感じる」「気分が悪く感じる」という意味のとおり、これらは「〜に感じる」という知覚を表す動詞です。
「This vacuum cleaner=noisy」「I=bad」というように「S=C」の関係が成立しています。
ここで紹介したすべての動詞に言えることですが、第2文型では「S=C」の関係が成立します。
そして、誤解を恐れず言ってしまえば、すべて「SはCだ」と考えれば意味が理解できてしまいます。
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