感嘆文とは
まずはこれだけ覚える!
感嘆文は感情をストレートに表す文章!
What a nice day!
「なんてすてきな日なの!」
喜び、悲しみ、驚きなどの感情を表す!
感嘆文(かんたんぶん)とは、喜び、悲しみ、驚きなどの感情をストレートに表すための表現です。
そもそも「感嘆」という言葉に馴染みがないので、まずは「感嘆」という意味を辞書で見てみます。
感嘆・・・感心してほめたたえること、感じ入ること
このような意味になっています。
英語の感嘆文には「what」と「how」を用いた2つのパターンがあります。
以下、感嘆文の作り方など中学で学習をする知識を中心に、感嘆文について詳しく説明していきます。
〜目次〜
「what」を用いて名詞を強調する感嘆文の作り方
■「what」を用いた感嘆文の作り方
What (a・an) 形容詞 名詞 (主語 述語)!
※(主語 述語)は省略可能
What a nice camera!
なんて素敵なカメラなの!
What a nice camera you have!
彼はなんて素敵なカメラを持ってるの!
上の2つの例文は、ともに名詞「camera」を強調しています。
このように名詞を強調する感嘆文では、文頭に「what」を用います。
そして、「なんて〜なの!」という訳になります。
「how」を用いて形容詞・副詞を強調する感嘆文の作り方
■「how」を用いた感嘆文の作り方
How 形容詞または副詞 (主語 述語)!
※(主語 述語)は省略可能
How crazy!
なんて危険なの!
How crazy he is!
彼はなんて危険なの!
上の2つの例文は、ともに形容詞「crazy」を強調しています。
このように形容詞、または副詞を強調する感嘆文では、文頭に「how」を用います。
そして、「なんて〜なの!」という訳になります。
「what」を用いて名詞を強調する場合、「how」を用いて形容詞もしくは副詞を強調する場合、いずれの場合も文末には必ず感嘆符「!」を付けます。
ネイティブは感嘆文の省略形を使う
上では、通常の形と省略形を紹介しましたが、ネイティブスピーカーの会話では、もっぱら以下のような省略形が用いられます。
What a nice camera!
How crazy!
このように省略形の方がよく使われています。
感情をストレートに表すのが感嘆文なので、歯切れの良い省略形になるのが当然だと考えられます。
感嘆文の注意点
感嘆文は、否定形になることはありません。
常に肯定形で使われます。
また、感嘆文の発音は下降調になります。
つまり、文末は下げて発音するということです。
ありがちな間違いとして、文末の「主語 述語」という語順には注意をしましょう。
以下の文章は感嘆文の正しい語順です。
How crazy he is!
彼はなんて危険なの!
もしこの語順を間違ってしまうと、
How crazy is he!
彼はどのくらい危険ですか!
という疑問文のような意味になってしまいます。
必ず「主語 述語」にし、もしこれに意識が回らないのであれば、「主語 述語」を省略した感嘆文を使うようにしましょう。
ネイティブスピーカーは、省略形を使うことの方が多いので、この考えで十分です。
感嘆文を使えば、強い感情表現ができるようになります。
語順が特殊なため理解しづらい部分もありますが、考え方は日本語とよく似ています。
日本語でも何かを強調するとき、その強調の対象を先に言うことがあるはずです。
すごくかっこいい!その服。
なんてすごいの!彼は。
このように「倒置」と言って、語順の変化によって強調することは日本語でも同じです。
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