関係代名詞thatの正しい使い方

チェックポイント まずはこれだけ覚える!

 

 

関係代名詞「that」を使うことが適切な場合がある!
全部で5パターンあるので、暗記してしまうこと!

 

今回の講義では、関係代名詞「that」を使うことが適切な場合について説明していきます。

 

関係代名詞の講義で、先行詞が人でも人以外でも関係代名詞「that」を使うことができると説明しました。

 

関係代名詞の講義はコチラ

 

そのため、関係代名詞「that」を使っておけば、どんなシーンでも間違いとなることはない思われた人もいると思います。

 

この考えは正解で、実際のところ、「that」を使っておけば、間違いとなることはありません。

 

しかし、厳密には関係代名詞「that」を使うことが適切な場合があります。

 

そして、関係代名詞「that」を使うべきシーンで使うことで、英語の上級者になることができます。

 

前置きが長くなりましたが、どういうシーンで関係代名詞「that」を使うことが適切なのか、5つのパターンをを説明していきます。

 

〜目次〜

 

 

先行詞が強い場合、特定性のある場合

 

早速、例文で確認していくことにします。

 

This the best way that I think.
これが私が思う最高の方法です。

 

This is the fastest train that I have ever known.
これは私が知っているもっとも速い電車です。

 

1つめの例文では、「the best way」という最上級になっていて、先行詞が「最高」なわけですから強いと言えますし、最高の方法は1つしかないので「これだ!」と特定することができます。

 

そのため関係代名詞「that」を使います。

 

2つめの例文でも、「the fastest train」という最上級になっていて、「一番速い電車」が先行詞なわけです。

 

「一番速い電車」は「普通の電車」よりも先行詞として強いと言えますし、「一番速い電車」は何台もあるわけではなく、特定することができます。

 

それゆえに、こちらも関係代名詞「that」を使います。

 

このように先行詞が強い場合や、一番などで特定できる場合は関係代名詞「that」を使うことが一般的です。

 

これと同じ理由で、先行詞に対して、以下の形容詞が付く場合も関係代名詞「that」が使われます。

形容詞意味
the first一番目の
the second二番目の
the last最後の
the only唯一の
the same同じ

 

以下、参考までに例文を挙げておきます。

 

■the first
This was the first strawberry that I picked.
これは私が収穫した最初のイチゴでした。

 

■the second
This application is the second one that he created.
このアプリは彼が作った2つ目のアプリです。

 

■the last
He was the last person that stood in line.
彼は列の最後尾に並んだ人でした。

 

■the only
This is the only computer that our company has.
これは私たちの会社が保有する唯一のコンピューターです。

 

■the same
She bought the same backpack that I had.
彼女は私が持っているものと同じリュックを買いました。

 

 

先行詞がall、anything、everythingなどを含む場合

 

先行詞が「all、anything、everything、any、every、no、little、much、nothing」を含む場合は関係代名詞「that」を使う傾向にあります。

 

■all
These are all the books that I read during the summer vacation.
これらは夏休み中に私が読んだ本すべてです。

 

■anything
Is there anything that you need?
何か必要なものはありますか?

 

■everything
E that John said came true.
ジョンが言ったことはすべて実現しました。

 

■any
Do you have any clothes that you cannot wear anymore?
もう着られない服はありますか?

 

■every
Every toy car that the child played with today was red.
今日、子供が遊んだおもちゃの車はすべて赤でした。

 

■no
No computer that my father uses at work has a big screen.
私の父が仕事で使うパソコンにはどれも大きな画面がありません。

 

■little
The little money that we had saved was gone.
私たちが貯金していたわずかなお金は底をついてしまいました。

 

■much
There is so much that I respect about you.
あなたに関して尊敬しているところがたくさんあります。

 

■nothing
There was nothing that looked good on the menu.
メニューには良さそうなものが何もありませんでした。

 

 

疑問詞who、whichの直後に関係代名詞がくる場合

 

Who that has children can work on the weekend?
子どもがいる人で誰が週末働くことができますか?

 

この場合、関係代名詞「who」を用いてしまうと、「who」が2つ重なってしまうので「that」を使います。

 

 

先行詞が「人」+「物」の場合

 

I love people and things that make me happy.
私は私を幸せにしてくれる人々と物事を愛しています。

 

この場合、先行詞が「人」と「物」なので関係代名詞をどちらかに絞ることができないため、どちらの場合でもOKな「that」を用います。

 

 

先行詞が人の性質や状態を表していて、関係代名詞が関係代名詞節で補語となっている場合

 

Ken is not the great athlete that he used to be.
ケンは以前のようなすごいアスリートではありません。

 

上の例文では、先行詞は「athlete」で、主語「Ken」の性質や状態を表しています。

 

そして、それに続く関係詞節「that he used to be」が先行詞「athlete」の補語となっています。

 

※補語とは・・・主語が何かやどういう状態かを説明する言葉

 

このような場合、関係代名詞「that」を使うことが一般的です。

 

ちなみに、「先行詞が人の性質や状態を表している」ということを言い換えれば、「先行詞が人の性格・職業・地位・特徴を表している」と言うことができます。

 

 

 

感覚的な話になりますが、ここで説明したのがネイティブスピーカーや上級者の関係代名詞「that」の使い方です。

 

感覚的なことについて、私はこのように講義を提供する立場ゆえに、基礎や論理からしっかりと理解するようにしています。

 

しかし、そうでない場合は、感覚的なことほど、何度も口ずさむなどして感覚的に体に定着させてしまうことがもっともスムーズな方法だと考えています。

 

私たち日本人は、無意識にも高度な日本語の文法を間違えずに話していますが、これこそ、まさに感覚によるものだと思います。

 

結局のところ、言語を問わず、ネイティブスピーカーは感覚で言葉を話しているものです。

 

 

 

次の講義はコチラ:仮定法過去とは

 

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