学習を続ける理由にフォーカスする
英語の習得は積み上げによるものなので、英語の学習において「継続」は本当に重要です。
私はこのサイトを通して学習法やテクニックをどれだけ伝えることはできても、あなたの代わりに学習をすることだけはできません。
つまり、「継続」は完全に自己責任であり、あなたしだいということです。
英語が話せるようになる人は学習を継続し、話せるようにならない人は学習を断念します。
こういうものです。
何かしら学習を断念する言い訳というか理由を探し続け、学習が続かないことは自分のせいではないというスタンスの人を見かけます。
仕事が忙しいから無理だ
家族がいるから無理だ
自分は記憶力がないから無理だ
英語はできなくても仕方がない
出世は諦めよう
学習を止める理由を探しては、それで英語から撤退していく自分を肯定したり、慰めたりして気持ち良くなっていませんか?
このような言い訳は、言い始めればどれだけでも出てきてしまうものです。
逆に英語ができるようになる人は、どんなに忙しくても、うまくいかなくても、学習を続ける理由にフォーカスしています。
仕事が忙しいから今月はゴルフに行くのを止めよう
仕事から30分早く帰れるように努力しよう
子どもの世話は週末だけ母親にお願いしてみよう
どうすれば暗記できるだろうか、何か方法を変えてみよう
英語ができる○○さんに相談してみよう
このようにどうすれば続けられるだろうか、上達できるだろうかということにフォーカスしているのが英語ができるようになる人です。
私はこのヒントを元プロ野球選手の下柳剛投手の話から学びました。
自分は肩が弱いから
自分は体が小さいから
自分はセンスがないから
もう年だから
すごい選手が移籍してきたから
下柳投手は野球を続ける中で、このような言い訳をし、脱落していったチームメイトを何人も見てきたそうです。
みんな自分には無理なんだという理由ばかりを見ているから続かないのだと。
そんな中、下柳投手は野球を続ける理由のみを常に考えてきたからプロ野球選手になれたし、プロ野球選手として活躍することもできたそうです。
事実、下柳投手は遅咲きの苦労人です。
大学を中退し、社会人野球からプロ野球に入っています。
さらには35歳を過ぎてからキャリアのピークを迎えていますし、37歳で最多勝を獲得し、40歳でも10勝以上し、44歳まで現役を続けています。
まさに野球を続ける理由にフォーカスしてきたからこそ、このような野球人生になったのでしょう。
本当に刺激になりますし、見習うべきです。
誰もがそれぞれ何かしらの言い訳にしたくなることを持っていると思います。
家族がいるから時間の確保が難しい人も、仕事が忙しい人も、覚えることが苦手な人も、それぞれがそれぞれ何かしら言い訳の材料を持っています。
言い訳の材料を持っているのは決してあなただけではありません。
ですので、その言い訳の材料をどうすれば解決できるかを考えなければ何もはじまりません。
どんな状況にいても、考えて考え抜いて考え尽くせば必ず解決策はあるはずです。
学習を止める理由ではなく、続ける理由にフォーカスしましょう。
学習を止めるという選択は、もっと安易で価値のない選択です。
どうすれば英語の学習を続けられるか、常にそれのみを考えるようにしましょう。
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