あなたの本当の英語力とは
あなたは自分の本当の英語力を知っていますか?
自分の本当の英語力を公式的に書くと、以下のように表現することができます。
本当の英語力=あなたの英語力×あなたの実践力
あなたの本当の英語力は、あなたの英語力とその実践力の掛け算で表されます。
つまり、どれだけ自宅や机の上での英語力がついても実践で英語を使うスキルがなければ、本当の英語力は低いものでしかないということです。
TOEICや英検などの試験ではすばらしい成績が取ることができても、実際に英語を使う場面では何もできないのもこれと同じことです。
このことから私が何をお伝えしたいかと言うと、
英語とはもともとは相手とのコミュニケーションのためのツールであり、自分だけで完結してしまう学習しかしていない人は真の英語力がない場合が多いということです。
あなたの周りにこんな人はいませんか?
英単語や英文法は鬼のように知っているが実際の会話となると何も話せない、石になってしまう
一生懸命英会話フレーズを覚えてそれで満足をしてしまい、実際に外国人と話したことがない
TOEICなどの試験の問題は速読できるが、仕事上の書類は形式が違うので読めない
一生懸命英語を勉強していることはすばらしいことです。
しかし、こういう人たちは英語を学習することが目的になっていて、それを使うことが本来の目的であるということを忘れてしまっています。
これは日本の学校での英語教育がそうだったのですが、知識の量に対して実践力が足りないという偏った学習スタイルの典型例です。
自分としては英語力があるのにも関わらず、それを実践で生かしていない、生かすことができない人は本当の英語力を持っていないことになります。
冷静に考えればすごくもったいないことです。
なぜか英語となるとこのようなもったいないことがよく起きてしまうのを私は不思議に思います。
たとえば、野球の場合は試合が本番で素振りが練習なわけです。
誰が試合より練習を好むでしょうか。
素振りなんて試合のための練習でしかないと思います。
それなのに英語となると、やたらと練習ばかりしたがり、むしろ試合に出ることを避ける人がいるものです。
好んで試合(本番)に出るべきですし、練習ばかりしていて楽しいのでしょうかと思ってしまいます。
英語は使ってはじめて価値が出ます。
また、使っているときに充実感や楽しさを感じられるものです。
使わなければただの自己満足で終わってしまうだけです。
本当の英語力は「自分での学習×相手との実践」で身につきます。
大切なことはバランスです。
偏った学習、特に自分だけで行う学習に偏ることは私は本当におすすめできません。
この話を聞いて今ドキっとした人は明日から早速英語を実際の場面で使うようにしましょう。
そうすることで自己満足の英語力から本当の英語力へと昇華していきます。
英語の本当の楽しみは、実際に英語を使っているときにもっとも感じられるものです。
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