場所ごとに学習メニューを変えて効率化する

英語の上達は勉強量、勉強時間と密接な関係があります。

 

それゆえにこれらを増やすことは誰もが知るとおりとても重要なことです。

 

勉強量、勉強時間を増やすための考え方として、今回の講義では「場所ごとに学習メニューを変える」という方法を紹介します。

 

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英語の学習の良いところは、聞くだけの学習もできるということです。

 

これは他の科目、例えば数学や理科などであればちょっと考えづらいことです。

 

聞くだけでも学習ができてしまうという英語の特徴を生かし、場所ごとに学習メニューを最適化していきましょう。

 

考え方はとても簡単で、1日の中で自由度が低い場所や状況から学習メニューを決めるだけです。

 

自由度とは、「何ができるか」ということです。

 

自宅であれば自由度が高く、話すことも、聞くことも、書くことも、読むこともできます。

 

しかし、これが通勤中の電車の中となれば自由度が下がり、聞くことか読むことしかできなくなります。

 

運動中や食事中となればさらに自由度は下がり、聞くことしかできないものです。

 

このように1日の中で自由度が低い場所や状況から学習メニューを決定していきます。

 

つまり、聞く学習はなるべく自宅外で行うようにして、自宅では自宅でしかできないことのみにします。

 

こうすることで、常にその場その場でもっとも効率の良い学習ができるようになります。

 

とてもシンプルなことですが、意外に多くの人が意識していないことです。

 

あなたが今やろうとしていることは自宅でしかできないことですか、それともどこでもできることですか?

 

いつどこで何の勉強をするかを設計し、自宅では自宅でしかできない英語の学習をして効率化を図りましょう。

 

また、逆の発想で場所や状況を選ぶことも大切です。

 

例えば、友人と待ち合わせをするときなど、どこで待ち合わせをしますか?

 

私は時間に律儀な性格なので、だいたい集合時間の10分程度前に着くようにしています。

 

しかし、すべての人が私のように時間前行動をしているわけではなく、相手が集合時間よりも遅れて来る場合もあります。

 

こんなとき、もし集合場所をカフェや喫茶店にしていればその時間を勉強に充てることも可能です。

 

また、集合場所を書店にしておけば、英語関連の書籍を読むこともできます。

 

逆に、誰もが利用する目印になるような場所、例えばハチ公前とかならば、できても携帯オーディオプレーヤーでのリスニング程度になります。

 

このように、場所によってできることは変わってしまうので、場所を選択できるときは極力、自由度が高い場所を選ぶようにしてみましょう。

 

そうすれば、仮に友人が遅刻をしてきても、自分はその時間を使って勉強をすることができるので、遅刻に対してイライラしなくなるものです。

 

状況を選ぶということについて、もっとも手軽で私がよくやっていることは移動手段を選ぶということです。

 

車の運転での移動の場合、できる学習メニューは聞くことのみです。

 

それに対して電車やバス、飛行機など自分で運転する必要のない移動手段の場合は聞くことも、読むことも、ちょっと無理をすれば書くこともできます。

 

聞く学習をしたいときは車でもOKですが、読む学習をする必要があるときは自分で運転する必要のない移動手段を選んだ方が効率が良いです。

 

このように場所や状況を選ぶことも英語の学習においては重要です。

 

たかがこんなスキマ時間でも人生という長い時間で積み重なり積み重なれば相当な差を生むことになります。

 

私は自分の遊ぶ時間や寝る時間などを削ることなく効率的に勉強を進めたいので、このあたりも生活の中で意識しています。

 

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