単語カードを使った学習は有効か?
単語カードを使った学習というのは、多くの人は大学受験のときに経験をしたのではないでしょうか?
私も山ほど単語カードを持っています。
上の写真はその一部でこれまでに廃棄してきたものも多数です。
そしてこれらを使ってきました。
単語カードを使った学習は有効ではあると思いますが、今はほとんど利用していません。
その理由は、時代が進化しすぎて、携帯やスマホで単語の学習ができるようになったからです。
私は通勤で毎日電車に乗っていますが、最近は電車の中で単語カードを使用している学生をほとんど見ません。
その代わりにスマホを触っている学生をよく見るようになりました。
彼らがスマホで単語の学習をしているとは言えるものではありませんが、やはり、利便性の問題で単語カードはスマホに代替されつつあります。
また、単語カードを作るのも手間ですし、お金も多少かかります。
持ち歩くのもかさばるので便利とは言いがたいです。
このような理由から、私は復習用に前日覚えた単語をスマホではなくメモ帳に書いて持ち歩くことはしていますが、わざわざ単語カードを作ることは今はしていません。
しかし、この学習方法が好きだという方もいるので、私なりのノウハウを書いていきたいです。
おすすめの単語カードは?
おすすめの単語カードですが、無印良品のものがいいと思います。
私が使用していたときと変わらず2014年の増税後も税込で74円で販売されています。
コストパフォーマンスのみならず、材質も優れているのでちぎれてなくなってしまうことや、留め金がバカになってしまうということがありません。
デザイン的にも無難でスタイリッシュだと思います。
私は無印良品の単語カードばかり使っていました。
ちなみに上の写真の単語カードはすべて無印良品のものです。
単語カードの作り方と使い方
単語カードの表面に英単語、裏面に日本語訳を書いて使うのがもっとも王道的な方法です。
私は手間だったのでしていませんでしたが、裏面には日本語訳だけでなく例文まで書き込むと単語の使い方まで習得することができます。
中〜上級者は裏面に複数の意味の日本語訳を書き込んだり、同意語や反意語まで書き込むと、知識の増強につながります。
※同意語・・・語形は異なるが意味は同じ単語。同義語とも言う。
※反意語・・・「賛成」と「反対」のように意味が正反対になる単語。対義語とも言う。
細かいことですが、単語カードに書き込む際は、シャーペンではなくボールペンやマジックをおすすめします。
シャーペンで書いてしまうと、文字が消えやすかったり、学習中に手に黒鉛が付着したりするからです。
単語カードを使用するときの注意点
単語カードを使って学習するときに1つ注意をしないといけないことがあります。
それは定期的に順番をシャッフルするということです。
自分ではしっかり覚えているつもりでも、順番を頼りに覚えてしまっている場合があるからです。
「Aが来たから次はBだ」という具合に、無意識にも、単語カードの順番ありきで暗記してしまっていることがよくあります。
これを防止するためにも、シャッフルは頻繁にした方がいいです。
また、もう絶対に忘れないというものはどんどん捨てていきましょう。
これにより量が減って、暗記の効率と復習の効率がさらに良くなります。
そして最終的には残った単語ばかりを集約して1つの単語カードにまとめてしまうことです。
私は暗記した単語カードを捨て、どんどん枚数が減っていくことを学習のモチベーションにしていました。
このような考えができると、学習のモチベーション維持にも役立ってくれます。
単語カードを使った学習の効果は?
「単語カードを使えば効果がある」ということは別にありません。
効率性の面では優れてはいますが、1つの方法として単語カードがあるというだけであり、やはり自分に合うか合わないかということが重要です。
まだ単語カードを使った学習をしたことがない人は一度実際にやってみて効果を判断してみましょう。
単語カードを使った学習は有効ですが、どうしても大学受験の香りがしてしまうので私は好きではありません。
これは私の好みだけなので、上述した方法を参考に活用していただければと思います。
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