英太が使っている単語帳はDUO3.0
私は今まで単語帳だけで10冊以上使ってきました。
大学受験用、TOEIC用、英検用・・・いろいろな単語帳を使ってきました。
ジャンルは別として、その中で一番良いと感じたものがDUO3.0という単語帳です。
DUO3.0の最大の特徴は、暗記の負担が極小になるように設計されていることです。
実際のテキストから1つ例を引用します。
Be sure to do
必ず〜しなさい
check in
搭乗手続きをする
at least
少なくとも
prior to
〜より前に
departure
出発
Be sure to check in at least 45 minutes prior to departure time.
遅くとも出発時刻の45分前には搭乗手続きを必ず完了させてください。
このようにDUO3.0では4〜6つの単語を1つのセクションで学習します。
そして、その学習した複数の単語で1つの例文が作られています。
ここが他の単語帳との最大の違いです。
普通の単語帳は1つの単語について1つの例文です。
そのため、莫大な数の例文を覚える必要があります。
しかし、DUO3.0ではその数が少なくてすむのです。
つまりは1日1つ例文を暗記していけば、単語も1日4〜6つ覚えることができるわけです。
しかも、たった1文なのでそれを簡単に口ずさむことができてしまいます。
簡単に口ずさむことができるため、当然ですが、暗記もしやすいです。
また、ここには例として書き切れませんが、同意語や類義語なども多く記載されているので上級者のニーズも満たされています。
さらには単語の使い方についても複数のパターンが詳しく説明されているのでとても便利です。
多くの単語帳は単語を単品で覚えていく、もしくは例文の中の一例としての使い方しか学ぶことができません。
例えば「identify」という動詞があったとします。
この単語の場合、多くの単語帳では、
identify
を同じものであると考える
を本人であると特定する
このように単語単品での意味のみが書かれている場合がほとんどです。
しかし、DUO3.0では以下のようになっています。
identify
を同じものであると考える
を本人であると特定する
identify A with B
AをBと同じものだと考える
(=consider A to be the same as B/associate A with B)
【名詞】identity
身元、正体、自分らしさ、個性
【名詞】identification
身分証明書、同一であることの証明
【形容詞】identical
同一の
(=same)
このように単語の使い方や、品詞を変えた場合の意味、同意語などが詳細に記述されています。
暗記の負担が少ないだけでなく、単語の使い方まで学べる優れものというわけです。
これほど優れた単語帳を私は他に知りません。
DUO3.0には2つのレベルがあり、今回私が紹介したものが上級者向けです。
レベルは以下の写真のとおりです。
初心者(中級者)にはDUOselectという1ランク下のレベルのものがよいです。
コンセプトはDUO3.0とまったく同じです。
現在の自分の英語力が分からないという人は、実際に単語帳を開いてみて、自分が知らない単語がどの程度あるかで判断をしましょう。
知っている単語がすでに100%に近いようでしたら、その単語帳はもちろん不要です。
逆に知らない単語が100%に近いようでしたらその単語帳はあなたにとってレベルが高すぎるものであり、学習が苦痛になります。
判断の目安として、知らない単語が50〜80%(知っている単語が20〜50%)の単語帳が自分のレベルに適していると言えます。
ただし、この方法で単語帳を選ぶことは、Amazonなどのインターネットではできません。
実際に書店に出向いて、中身をチェックしてから購入するようにしましょう。
DUO3.0とDUOselectともに別売でCDがあるので、CDも購入をしておくと復習や記憶の効率が良くなります。
↑DUO3.0のCD
↑DUOselectのCD
机に向かって学習できるときに単語の書き取りなどインプットを行い、その後、CDの音声を聞いて復習し脳に定着させる、これは王道的な単語の学習方法です。
DUOを使用して語彙力増強と同時に例文も覚えていけば、実践での力も多少身につきます。
しかし、やはり「多少」です。
英語が話せるようになるためには、同時に英語教材を使って実践での英会話を学習していくことをおすすめします。
実際にこのDUO3.0は日本の単語帳で歴代NO.1の売上数らしく、私のみならず支持者は多数いるようです。
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