英語の電話表現の基礎

Hello. This is 〜(the 〜 residence).

【日本語訳】こちらは〜です。(電話)

 

May/Can I ask who is calling?

【日本語訳】どちらさまですか?(電話)

 

May/Can I speak to 〜?

【日本語訳】〜をお願いしてもいいですか?(電話)

 

【使い方とニュアンスの解説】
今回は電話に関する表現について解説をしていきます。

 

日本語には「もしもし」という電話のためのお決まりのあいさつがあります。

 

それに対して英語には電話特有のあいさつがなく、「hello」や「good morning」など、普通のあいさつを使うのが一般的です。

 

そして、あいさつをした後に自分の名前や「〜家」、会社名などを続けて名乗ります。

 

This is John Lee.
こちらはリージョンです。

 

This is the Lee residence.
こちらはリー家です。

 

This is the Sony Headquarters.
こちらは株式会社ソニーの本部です。

 

このように名乗ります。

 

気付いた人もいると思いますが、自分の名前を言う場合であっても電話の場合は「I am 〜.」とは言いません。

 

電話の場合は自分ことであっても、「This is 〜.(こちらは〜です。)」をという表現を使います。

 

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また、「〜家」と言う場合には「residence」という単語を使います。

 

「residence」を日本語にすると、「住宅」や「家」などの意味になりますが、同じ意味の「home」や「house」は電話に出る場合には使いません。

 

「residence」の方が丁寧な表現で、電話ではこちらが使われています。

 

「Lee residence」のように「人物名+residence」という形で使用しましょう。

 

そして、自分を名乗りでた後は相手のことも聞かなければなりません。

 

丁寧に聞く必要があるので、「Who is this?(誰ですか?)」や「What is your name?(あなたの名前がは何ですか?)」を使うのではなく、もっとも丁寧である「May I ask who is calling?」を使います。

 

「May I ask who is calling?」を日本語に訳すと「あなたがどちら様か聞いてもよろしいですか?」という意味になり、とても丁寧な聞き方です。

 

「may」の代わりに「can」を使うこともできます。

 

このパターンもよく使われてはいますが、「may」よりも丁寧ではないので「may」を使うことをおすすめします。

 

もちろん、こちらが名前を聞く前に相手に名乗られることもありますし、自分のことを言う前に「May I speak to 〜?(〜をお願いしてもいいですか?)」と言われることもあります。

 

「May I speak to 〜?」は電話をかけた側が使う定番の表現です。

 

「Is there 〜?(〜はいますか?)」という表現もありますが、「May I speak to 〜?」の方が丁寧ゆえに無難な表現と言えます。

 

May I please speak to 〜?

 

May I speak to 〜, please?

 

このように「please」を付加することでさらに丁寧なニュアンスを持たせることもできます。

 

 

 

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