「どういたしまして」と表現するには
No problem. /Don't worry about it.
【日本語訳】どういたしまして
【使い方とニュアンスの解説】
今回は相手から「Thank you.(ありがとう。)」のように感謝の言葉をもらったとき、ネイティブスピーカーはどのように返答をするのかについての説明をしていきたいです。
私たち日本人の中で定番になっているのは、
You're welcome.
どういたしまして。
ですが、これ以外にも色々な返しの表現があります。
その1つに「No problem.」という言い方があります。
「No problem.」を日本語にそのまま訳すと「問題ない」となりますが、感謝の言葉に対する返答では「いいえ、とんでもない。」という意味として使われます。
また、「Don't worry about it.」という言い方もあり、このニュアンスは「No problem.」と似ていますが、日本語に訳すと「気にしないで。」という意味になります。
この2つの言い方はちょっと格好をつけて言いたい時に使うと良いです。(下に例を挙げています)
日本語訳からもその意味が分かるとおり、「それくらいお安いご用なので、任せてください」という頼もしさを含んだニュアンスがあるからです。
これらの表現は目上の人に使っても構いませんが、「You're welcome.」の方がニュアンスとしては丁寧になります。
もし目上の人に使う場合は自分と距離が近い仲が良い人だけに限定した方が無難でしょう。
仲の良い上司
Thanks for staying late last night and helping me.
昨日の夜、遅くまで残って手伝ってくれてありがとう。
自分
No problem. Whatever I can do to help.
いいえ、私にできることであればいつでもどうぞ。
または、
Don't worry about it. I'm glad I could help.
気にしないで下さい。お役に立ててよかったです。
このように答えると格好良く聞こえます。
ポイントは「No problem.」や「Don't worry about it.」の後にもう一言付け加えることです。
そうすると、そっけなさもなくなり、できる部下、頼もしい部下に思ってもらえることでしょう。