It was a pleasure meeting you.の解説
It was a pleasure meeting you.
【日本語訳】お会いできて良かったです。
【使い方とニュアンスの解説】
前回の講義で説明したように、初めて会った人との別れ際のあいさつには「It was nice meeting you.」を使うのが一般的です。
意味としては、「お会いできて良かったです。」となります。
そして、それに対しては「It was nice meeting you, too.」と返し、意味としては、「こちらこそ、私もお会いできて良かったです。」となります。
今回説明をする「It was a pleasure meeting you.」と「It was nice meeting you.」の意味はほぼ同じですが、「It was a pleasure meeting you.」の方がより丁寧な表現で、フォ−マルな場面でよく使われているあいさつというニュアンスの違いがあります。
つまりは「It was nice meeting you.」の丁寧版ということです。
ですので、ビジネスの場面や目上の人、尊敬している人、デートの相手など、相手に自分をより良く印象付けたい時に使うべき表現として理解しましょう。
実際の英会話での使い方としては、
It was a pleasure meeting you, James.
のように、相手の名前とともに使います。
これに対しての返答は、「It was nice meeting you.」と言われた時と同じように文末に「too」を付けて、
It was a pleasure meeting you, too.
私もお会いできて良かったです。
と言い返すのが一般的です。
デートやビジネスの場面ではよく使われますが、固いあいさつなので若者同士ではあまり使いません。
注意すべき点は2つあります。
1つは、「It was nice meeting you.」と同様に「It was a pleasure meeting you.」も初対面の相手との別れ際に限って使う表現であるということです。
もう1つは、「pleasure」は名詞なので、その前には冠詞の「a」が付いていることです。
次も似た表現なのですが、「It was nice seeing you.」について説明をしていきます。