「給料」を表す単語のまとめ

英語で「給料」「給与」という意味を表す単語は主に以下の4つです。

salary
wage
pay
commission

 

今回はこれらの単語の細かい意味の違いについてまとめていきます。

 

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salary

 

和製英語で「サラリーマン」と言うように、私たち日本人にとって、もっとも馴染み深いのがこの「salary」という単語です。

 

意味としては、まさにサラリーマンの給料のように、安定して毎月入ってくる月収や年収を表します。

 

ポイントは、安定性や長期性です。

 

 

wage

 

「wage」は「時間による給料」つまり「時給」という意味を持ちます。

 

上で説明した「salary」のような安定性や長期性はない給料を表します。

 

また、辞書によっては「肉体労働に対する対価」という意味が記載されている場合もあります。

 

この意味は、やはり「時間による給料」に包括されると考えると理解できないこともありません。

 

 

pay

 

「pay」は上述の「salary」と「wage」のどちらの意味も持つ、「給料」を幅広く表す単語です。

 

ニュアンスとして、くだけたイメージがあり、仲間内で使う表現になります。

 

 

commission

 

「commission」は「1つの契約ごとに支払われる給料」という意味を持ちます。

 

1つの業務につきいくらです、というように支払われる給料を表します。

 

しかし、どちらかと言えば「手数料」という意味がメジャーです。

 

 

以上、「給料」という意味を持つ単語のまとめでした。

 

最低限として「salary」と「wage」の使い分けは意識して行うようにしましょう。

 

最後にあと2つ、「給料」という意味はありませんが、近い意味を持つ単語を紹介しておきます。

 

income

 

「income」は「所得」や「収入」を意味し、「給料」という意味はありません。

 

上述の4つは「給料」という意味があるため、雇用主や人からもらう労働に対するお金を表します。

 

それに対して「income」は雇用主や人からもらうお金に限らず、自分の手で得たお金なども含みます。

 

自分の手で得たお金とは、自分で営む事業からの所得、株式や不動産などによる投資所得、パチンコなどのギャンブルで得た収入などありとあらゆるもののことです。

 

つまりは給料や自分の手で得たお金すべてを合わせたものが「income」ということです。

 

ちなみに「income」は「in(中に)」+「come(来る)」なので「中に入ってくるもの」すなわち「所得・収入」を意味します。

 

それに対して「支出」は「out(外に)」+「go(行く)」で「outgo」とも言います。

 

※支出を意味する単語は「expenditure」や「disbursement」が一般的で、「outgo」はほぼ使われませんが流れで一応紹介しておきました。

 

revenue

 

「revenue」も「収入」という意味で、「給料」という意味ではありません。

 

上で説明した「income」と同じく「収入」を表しますが、「revenue」は「企業・組織などの収入」を意味します。

 

ですので会社としてどれだけの収入があったか、組織や団体としてどれだけの収入があったかというときに使うのが「revenue」です。

 

 

 

次は「commence」という単語についてマニアックな知識を書いていきます。

 

commence、commencementという単語のなるほど

 

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